こんにちは。短い秋も終わろうとしています。最近の明け方はすっかり真冬並みの冷え方ですが、今年もあと50日ほどになってまいりました。紅葉を楽しむ時間もなく、お歳暮商戦真っただ中をどのようにして乗り切るかを思案しながら、最後の追い込みをしております。
師走が近づくにつれて、のんびり屋の私にはあの慌ただしさを想像しただけで、気持ちも次第に焦ってまいります(-“-)。しかしありがたいことに、毎年売り切れ必至の”おせち”をはじめ、注文やお問い合わせも日に日に増えてまいりました。
営業先のお客様から、「今回のカタログも気合が入ってるね!」って言われると嬉しくなるのですが、つい先日も「気合ばかり入って、空回りしなければ良いのですが。」とお答えしておきました(-。-)y-゜゜゜
社内でいろいろ議論することは大切なことなのですが、客観的にものが見えないと、どうしてもお客様のニーズから心が離れていってしまうのではないかと、心配せずにはいられません。
専門家には専門家としての知識が求められますが、専門家である前に一人の人間であり、一人の消費者であることを肝に銘じなければならないと思います。
お客様に対して、一人の人間としてどのように接しなければならないか、また一人の消費者として自分が買い物する場合に、何を求めるかがわかっていなければなりません。
場数を踏むことでいろんなことがわかることもありますが、わかっているつもりが、まだまだお客様から教えられることも多いのも事実です。
仕事から離れたところで、いろんな方々とのふれあう機会って大切だと思います。年齢や性別の違う人、職業の違う人から気付かされることは本当に貴重な財産だと思っています。どこの学校を出ていようが、どんな家庭で育っていようが、社会に出てからは関係ありません。その人が実社会で経験したこと、かかわってきた人から受けた影響力などは、私からしてみれば新鮮でかつ刺激を受けることも多いのです。
そんな人が職場や町内会や趣味のサークルにもいるかもしれませんし、現に私はJCやライオンズクラブで多くの方から学ばせていただきました。
自分の価値観が絶対的なものだと信じてしまうと、何も吸収出来なくなるし、何も学べばくなります。私は人と接する時には先入観など持たずに、気持ちをリセットしていろんなものを吸収しようとします。その中で取捨選択して、良いものだけを取り入れて今後に活かせたらと思うのです。プロがプロであり続けるためには、現状に満足するのではなく、いつも何かを吸収しようとする前向きな姿勢が必要だと思います。
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