総選挙を考える。

こんにちは。数日前からまるで梅雨のように雨がしとしとと降る日が続いています。そのせいか１０月とは思えないような肌寒さで、体調管理が難しくなっています。着るものもカーディガンだけだと寒いし、ブルゾンを着るほどでもないし( *´艸｀)。

　総選挙が告示されて１週間になります。何もしがらみのない私にとっては、何だかしらけてしまっています。日本特有の陳情政治にはうんざりするし、既得権益で守られている人たちがあたり前の顔して生きている世の中にもうんざりします。
主義主張の違いや思想の違いはあって然るべきだと思うけど、選挙の時だけ国民に頭を下げて当選してしまうと、党利党略や私利私欲に走ってしまうこの国の政治のレベルの低さには、甚だあきれ返ってしまいます。

　敗戦国でありながら、勤勉で努力家の日本人は戦後復興もいち早く成し遂げ、高度経済成長とともにＧＤＰはアメリカに次いで第２位となりました。これには世界中が驚いたと思います。
しかしながら、第二次世界大戦の総括をきっちりとしてこなかったツケが未だに影響を及ぼしているのも事実です。
先日国連では核兵器禁止条約が圧倒的多数の国々の賛成で可決されましたが、被爆国である日本は採決に参加せず、署名もしていません。アメリカの核の傘下に入っていることで、採決に賛成すると矛盾が生じるからです。被爆された広島や長崎の人たちはさぞかし無念であったと思います。
勝戦国だけで常任理事国を形成している国連の存在意義にも疑問が残るし、勝戦国だけに核の保有が認められているのもおかしな話です。

　今や世界中で紛争が起こっています。領土問題、人種差別、資源の占有問題、宗教問題など様々ですが、国内でも小さな争いから、凶悪な犯罪まで毎日のように繰り返されています。
人間には欲もあれば感情もあります。平穏が好きで、感情をむき出しにした争い事が嫌いな私にとっては、住みにくい世の中になったものです(-“-)

　私はこの総選挙では無党派層の立場です。だからどの党を支持するかより、誰が信頼のおける人なのかをしっかりと見極めてから投票しようと思います。
今年に入って選挙権が１８歳まで引き下げられました。政治に詳しくなくても、この国の行く末案じながら棄権することなく、与えられた権利を行使してもらいたいと思います。私も正直なところ過去にも何度か投票に行かなかったこともありましたが、今回は必ず投票に行こうと思っています。
自分一人が投票しなくても態勢に影響はないと思わずに、国民の一人として与えられた権利を行使しなければならないと思います。無関心であることがこの国を一番ダメにします。大衆迎合は良くないけど、真面目な１票がこの国を変えることだけは確かだと思います！あと５日間じっくりと考えよっと(^。^)y-.。o○

《ＥＮＤ》