こんばんは。ここの所寒さがぶり返し、雨の日も多くて桜もほとんど散ってしまいました。みなさんはお花見に出かけましたか?私は花見弁当の配達で、花見の名所には行きましたが、弁当を渡したらすぐに次の配達場所へ移動で、ゆっくりと花見をする間もありませんでした。いつものことですが、たまにはお弁当を持って、のんびりと花見でもしてリフレッシュしたいです。(*´з`)
さて、弊社は祖父が戦前戦後、鮮魚の仲卸業者として頑張り、昭和31年から父が贈答品の専門店として社業に励み、その間いろんな時代の荒波にも耐えて頑張ってきました。商売はお客様あってのものですし、従業員をはじめ、地域住民や周りのいろんな方々の支えがあってこそ、ここまでこれたものと思っています。
私も平成15年、父から社長業を受け継いでおりますが、人の「心を掴む」ことの難しさを今もって痛感しております。物を売るには、お客様の心を掴まなければなりません。従業員に気持ちよく働いてもらうには、従業員の心を掴まなければなりません。周りの人に協力や賛同を得るには、周りの人の心を掴まなければなりません。
人の「心を掴む」にはいろんな方法があると思います。ただ、すぐに結果が出るようなものはないと思います。
掴もうとしても、ウナギみたいになかなか掴めるものでもありません(ー_ー)!!
私は、今まで生きてきた中でいろんな人を見てきました。この世の中はいろんな人で構成されています。勤労勤勉な人などごく一握りです。自己顕示欲の強い人、何の実績も根拠もないのに、プライドだけは強い人、お金や食べることに異常なまでに執着する人、感情をあからさまにして、周りを不快にする人、人の見ていないところで好き勝手な言動をする人、理不尽な言動をして困らせて、平気な顔をしている人、挨拶の出来ない人、謝れない人、人を見下す人などなど。
私はどんな人にも優しくすることを心掛けています。感情も表には出しません。人の心を掴むには、先ず自分が変わらなければならないと思います。不平や不満を持った人には、誠意を持って対応します。誤解が生じているなら、自分の素直な気持ちを伝えます。些細な事にも感謝の気持ちを伝えます。別に下手に出ることとは違うと思います。ただ、感情的になっては何も始まらないし、余計な先入観を持ってもいけないと思っています。
私は、クレーム処理で何度も場数を踏んでいます。(そんなこと自慢にもなりませんが)相手によって対応の仕方も変えています。クレーム処理ほど精神的に滅入ってしまうものはありません。しかし、悪質なクレーマーを除いては、クレーマーは私を大きく成長させてくれます。弊社にとってもその後はいいお客様になってくれます。相手の話し方、語気の強弱も様々ですが、弊社や商品への期待が強い故のものと思えば、私が誠心誠意話せば必ず先方もわかっていただけます。
クレーム処理は、すでに不満や怒りを持った方への対応ですが、「人の心を掴む」ことは不平や不満、怒りを持っているのかどうかわからない相手への対応です。やはり自然体に自分をさらけ出し、感情をむき出しにすることなく、素直に自分の思いを相手に伝えること、どんな状況でも優しくすることが大切だと思います。そして、信頼の気持ちや尊敬の気持ちも伝えたほうがいいのかもしれません。
バカで能天気な私は日々こんなことを考えています。いろんな人がいるから人生楽しいけど、逆になんでここまで我慢しなければいけないのか!?って思いながら生きていますよね。我慢しているって思えば苦痛ですが、自分を磨いてくれるって思えば少しは楽に生きていけますからね(^。^)y-.。o○ 寝て起きたら、嫌なことの半分は忘れています。二日後にはほとんど忘れています。(*^^)v
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