こんにちは。今日も穏やかな朝を迎え、春はもうそこまでやってきているのかと感じるくらいでした。ひとり静かに事務所で鳥のさえずりを聞いていると、自然と心も穏やかになるものです(^。^)y-.。o○
さて、今や東京オリンピック・パラリンピックをどのようにして開催すべきか、またワクチン接種のスケジュールをどのようにしていくかを真剣に協議しなければならないはずなのに、あろうことか首相の長男による総務省官僚への接待問題が世間を賑わせているではありませんか(*’ω’*)
長男は菅首相が総務大臣時代に秘書を務め、その後衛星放送や映画配給の大手である「東北新社」の関連会社に勤務しています。
”接待”とは、何の意味もなく行うはずもなく、それ相応の意味があると思います。接待する側とされる側が利害関係にあると考えるのが自然ではないでしょうか。首相のご子息であることから忖度したのでしょうか、利害関係がある者との接待が悪いことだとはわかっていても、断ることができなかったのでしょう。過去にもこのような癒着が問題になったわけですが、複数回にわたって接待を受け続けていたわけだから、”喉元過ぎれば熱さを忘れる”だったのかもしれません。
官僚が接待を受けると言うことは、民間企業の間での接待とは意味合いが違ってきます。許認可権を有しているお役所に、便宜を図ってもらうような姑息なことは、許されるものではありません。
接待を受けた官僚は、内部での処分を受けることになりますが、出世コースからはずれるかもしれないけど、退職後は大企業へ天下って悠々自適な第二の人生を約束されています。本当に腹立たしい思いがします。
私を含めて真面目にコツコツと頑張っている経営者が多い中、こんな話がまかり通ってしまう世の中が何とも情けなく思います。だからといって今の経営スタイルや自分の信念を変えるわけにはいきません。
私は商売をするにあたって、便宜を図ってもらうことは嫌いです。商売は自由競争でなければならないと思うし、そうでないとライバル会社との切磋琢磨は生まれてきません。企業努力を重ねて、その会社の特徴を活かして、お客様に納得してもらうことが肝心だと思います。
《END》