おはようございます。今日から11月(霜月)です。朝晩はかなり冷えるようになり、寝起きの悪い私にとってこれから試練の時期が始まります(-。-)y-゜゜゜
”GO TOトラベル”に続き、”GO TOイート”も始まって人の動きもかなり活発になってきたのは喜ばしいことなのですが、アメリカやヨーロッパの新型コロナウイルス感染の第2波の凄まじい数字を見ていると、日本は大丈夫なのかと心配でたまりません。
さて、毎年11月の第1週にお届けしている『冬の味だより』も只今印刷作業に入り、順調に行けば今週末には発送できるのではないかと思っています。
コロナ禍で商売をする環境も非常に厳しいものですが、お客様一人ひとりが健やかに、穏やかにお過ごしになれる一助となればと言う思いで、精一杯の企画を考えさせていただきました。
ここにカタログに載せている私の”ごあいさつ”を紹介させていただきます。
ごあいさつ
新型コロナウイルスの感染が世界中に猛威をふるって早10ヶ月になります。こんな状況になることを誰が予測したでしょうか。ウイルスは人類よりもはるか昔から生存しており、その正体は未知の部分が多く、感染の収束までにはまだまだ膨大な時間とお金がかかるのでしょう。
今まで当たり前のように過ごしてきた生活が戻って来るわけもなく、コロナ禍での生活に一日も早く慣れて、現実をしっかり受け止めて前を向いて行くしかありません。
人生って長く生きているといろんなことが起きるものです。戦争、大恐慌、高度経済成長、自然災害、そしてウイルス感染。私はその様々な事象にはすべて意味があると思っています。起きてしまったことに対して一喜一憂するだけではなく、自分なりによく消化したり分析したりして、今後の自分の人生にどのように活かしていくべきかを考える必要があると思います。
私は経営者という立場であると同時に、一人の人間であります。コロナ禍での経営、舵取りは本当に難しいものですが、今のコロナ禍の状況を自分なりによく考え、これからの人生の指針の一つとして活かしていかなければならないと思っています。
今、おかげさまで私は生きています。そしておかげさまで仕事をさせていただいています。失うものもたくさんあったけど、与えていただいたもの、身に付いたものもあったと思います。それはすべて誰かのおかげです。たくさんの人から支えられ、助けられたまさに“おかげさまの人生”だったと思います。
それは誰にでも当てはまることではないでしょうか。人間って一人で生きてはいけないし、人生には良い時もあれば悪い時もあります。誰かから支えられていることに感謝をして、いつか自分も誰かを支えてあげられるような存在でありたいものです。心と心のつながりは目には見えませんが、自分の人生にとってかけがえのないものであり、大切にしていかなければならないと思っています。
末筆になりましたが、皆様の一年間のご愛顧に感謝申し上げますとともに、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ令令和二年十一月吉日
(株)魚伊山陽路
三代目社長 原田 浩太郎