こんにちは。新型コロナウイルス感染の第2波はとどまるところをしりません。酷暑とあいまって、二重苦の生活はなかなか厳しいものです。とうとう新型コロナウイルスでなくなる人よりも、熱中症で亡くなる人の数が上回りました。いまだにいろんな理由でエアコンを取り付けていない家庭もたくさんあり、命と引き換えには出来ないと思うのですが、どうにかしてあげられませんかね(-。-)y-゜゜゜
今年は新型コロナウイルスの影響で、すでに新学期が始まっているところも多いようです。毎年この時期、そして新年度を向かえる時期(4月)に多発するのが、生徒の自殺です。その大半が学校でのいじめによるものですが、この新型コロナウイルスによる新たな生活様式が、子供たちにとってどのような影響を与えるのか大いに関心があります。
我が子の自殺ほど親にとって悲しくて悔しいものはありません。思春期の子供は周囲にSOSを発信することなく、自分で抱え込んでしまうのです。また自分がターゲットにされることを恐れて、かばうことなく見て見ぬふりをしてしまいます。たかが子供のいじめでも、多感な子供の心、未発達な子供の心には耐えがたい傷として心に刻まれます。特にSNSが全盛の時代では、巧妙でかつ陰湿ないじめが続けられます。
先日あるテレビ番組で、20年前に自殺した子供の母親が、二度と同じ事件を起こしてもらいたくない思いから、学校関係へ講演活動をしている模様が放映されていました。その中で、亡くなった我が子が口にしていた言葉を紹介していました。それは「一番大切なのは、優しい心を持つこと」なのです。
何気ない言葉が相手の心を傷つけることなんて、大人の世界にもよくある話です。相手への思いやり、相手を気遣う優しい心があるならば、誰一人傷付かなくてすみます。人の痛みがわかる優しい心があれば、身勝手な言葉なんて出るはずもないでしょう。
世の中にはいろんな人がいます。大人になるとなかなか変わることなど出来ませんが、どうか子供達には一人ひとりが”優しい心”を持って、このコロナ禍と猛暑の中を助け合いながら学校生活を楽しんでもらいたいものです。
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