こんばんは。昨日、一昨日と出張に行って来て、いろんな収穫がありました。
自分が収穫してきたことを、従業員にどのように伝えて、どのように行動に移すかが大切になってきます。刺激を受けただけで何も行動に移せなかったら、もったいない限りです。
私が地元のJC(青年会議所)に入会して間が無い頃、もう25年ほど前の話ですが、ある有名な先生の講演を聞く機会があり、大変刺激を受けたことがあります。「犬と人間の違いは何ですか?」と言う質問を参加者に投げかけました。いろいろと違いはあるでしょう。
生物学的、生理学的には外見上誰でも違いはわかります。しかし、その講師の方が言うには、「犬と人間の違い」とは、「人間は自ら足りない生き物だとわかっている。」ということらしいです。言い換えれば、自分を客観的に見ることができるのが人間だということになると思います。
私が思うに、どんな人間でも足りないところはあって、それも、1つや2つではないと思います。その中には、自分で気付いていることもあれば、人に気付かされることもあります。
自分を客観的に見ることは、簡単なようで、かなり難しいことだと思います。
本当に自分のことを客観的に見れる人と言うのは、常に謙虚であり、誠実であり、人の立場にたって考えることができる人なんじゃないかと思います。
私は、25年前にその話を聞いて以来、今でも自分の生きていく上で意識をしています。自分で気付いている点、人から気付かされる点、どちらにしても、自分に足りないところを嘆くのではなく、素直に受け止めることが大切だと思います。それでこそ、自分に足りないところが補えるのだと思います。
自分の足りないところが客観的に見えてくると、そこには進化している自分がいます。そうすると人生も楽しくなると思います。
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