今日7月6日は昨年の西日本豪雨からちょうど1年という節目の日です。おもな被災地では追悼式が行われ、亡くなられた方を追悼し、また復興への気持ちを新たにしました。
正直なところもう1年が経ったのかという思いがします。繁忙期だったために、現地に行ってボランティアをすることはできませんでしたが、何千人もの被災された方々のことを思うと、毎日心が痛みました。友人・知人にも被災された方がいますが、2年間無償提供された仮設住宅やみなし住居での先の見えない生活は、本当に毎日が生きた心地がしないのではないでしょうか。
何事もなく平穏な日々を送っている我々は、被災された方々の心に寄り添う気持ちは、片時も忘れてはならないと思います。何事もなく淡々と日々を送っていると、平和ボケではないけれど、生かされていることへの感謝の気持ちが薄れてくるのではないでしょうか。やはりみんなで支え合い、お陰様、お互いさまと助け合いながら日々を送ることが、被災された方の心に寄り添うことだと思うのです。
復興までの道のりは果てしなく長いかもしれませんが、被災された方々と共に生きていくことの意味をしっかりと考えていくことが、我々の使命だと思います。
岡山はまだ梅雨入りをして日が浅いですが、今のところ昨年のような豪雨に見舞われていません。世界的な異常気象が続いていますが、昨年のような災害が二度と起こらないことを願っています。
《END》