新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、新年を健やかにお過ごしのことと思います。
私と言えば、2日、3日と箱根駅伝を見ながらのんびりと過ごさせていただいています。残念ながら、母校の東洋大学は往路優勝はしたものの、総合順位は3位に終わってしまいました。でも大健闘だったと思っています。ここのところは上位にいるのが当たり前になっていますが、それをキープしていくのも並大抵ではなかったと思います。
毎年、年に数回母校から機関紙が送ってくるのですが、母校のいろんな方面での活躍を目にすると、やはり嬉しいものです。卒業をしてから30数年が経ちますが、母校のことはいつも気になるし、当時のことを懐かしく思い出します。
今から思えば、もっと志を高く持って学生生活を送っていれば良かったのですが、東京での学生生活に憧れていて、勉強より友人との遊びやアルバイトが楽しくて、、、、後悔しても後の祭りですね(-。-)y-゜゜゜
東京での学生生活が今の自分にどんな影響をもたらしたかはわかりません。ただ私は、両親には経済的にかなりの負担をさせているとの思いがありましたから、仕送りを受けていても、アルバイトでお金が入っても無駄遣いはせずに、倹約した生活を送っていました。そして親に要らぬ心配だけは掛けないようにしていました。
親がどんな思いで東京の大学まで行かせてくれたのか!?もっと勉強して親孝行でもしていれば良かったのですが、当時の私のレベルでは、必要以上に親に金銭的に負担を掛けまいと思うのが精一杯でした。
19歳の冬に、家業を継ごうと決めた私でしたが、30年以上が経ち、当時の父の年齢を超えてしまった今、私の心境も複雑であります。
ほぼ一代で築き上げた父と、そのあとを継いだ私を単純に比較など出来ませんが、世の中の社会情勢も変わり、ITの急速な普及で人々の生活や価値観もがらりと変わりましたが、父と同じ経営者の立場でいろんなことを考えさせられます。
父からバトンを引き継いで15年になりますが、この15年間は試練の連続だったと思います。それでも会社をつぶさず、ここまでやってこれたのも大勢の人の理解と協力があったからだと思います。何かの壁にぶち当たる度に、誰かに助けられていたのだと思います。自分の力なんてちっぽけなものです。私の生まれ持った運命もあるかもしれないし、出会った人とのご縁が運命を作ってくれたのかもしれません。
人との出会いは、自分に足りないものを補ってくれる、気付かせてくれる出会いなのかもしれません。世の中にはいろんな人がいます。私を含めて人間には良いところばかりではないけど、自分にとって必要な人だから、神様が出会いを作ってくれるのかもしれません。
今年も人との出会いを大切に、人に優しく、自分にも優しくいたいなって思います(^^)v
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