こんにちは。相変わらず命にかかわる暑さが続いております。先週末には台風もやってきて、しかも豪雨によって甚大な被害を受けた西日本を直撃しました。幸いにも思ったほどの被害はなかったものの、被災された地域の方にとっては、再び精神的に追い込まれたのではないでしょうか。
昨日7月30日は私の55歳の誕生日でした。誕生日と言っても特に感慨深いものはなく、おまけにお中元商戦の真っただ中ですから、そんな余韻にひたることもなく、淡々と過ごしておりました。
幼少の頃から家族でお祝いしたこともなく、両親も忙しくしていたので、「そういえば今日は誕生日じゃな。」で終わるのが常でしたから( *´艸`)。両親が忙しくしている姿を見ていると、誕生日を祝ってもらいたいなんて気持ちにはなれず、それが当たり前だと思って育ってきたので、特に特別な日だとも思えなくなりました。
ただこの歳になり、おまけに社長を15年続けていると、自分の誕生日を迎えるに当たってそれなりに思うことはたくさんあります。やはり仕事の事ばかりですが、自分の健康のこと、母親の健康のことも心配にはなってきます。
父が癌の治療に専念するために、15年前に私に社長を継がせたわけですが、この15年の間に世の中は目まぐるしく変わり、人の意識や価値観も変わっていったのではないかと思います。弊社のように食べ物を扱う商売も年々厳しくなってきており、多様化するお客様のニーズ、時代の流れに乗り遅れないようについていくだけでも一苦労です(-。-)y-゜゜゜
どんな時代になろうが、お客様のニースが多様化しようが、長年かけて培ってきた”魚伊の魚伊らしいもの造り”への姿勢だけは変わってはならないと思います。
この度フェイスブック上で、誕生日のお祝いメッセージをたくさんの方から頂戴しました(*^^*)。一人ひとりに返信させていただいたのですが、たくさんの方からのメッセージを読んでいると、童心にかえったように嬉しくなりました。
55歳になっても、自分にはまだまだ足りないところがたくさんあるんだと思っています。根本的な性分は変わらないかもしれませんが、自分の満足を追求することより、人に優しく、人に笑顔になってもらえるようなシルバーになりたいと思います。
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