こんばんは。やっと岡山の桜も昨日あたり満開になりました!私はと言えばゆっくりと花見などする時間もなく、ただただ車を運転しながら車窓から桜満開の景色を眺めるだけです。毎年の事ですが、この時期はお花見弁当の注文や、年度始まりの町内会の総会のお弁当などで忙しくしております。
今年は昨年のこの時期に比べてかなり忙しい気がします。従業員の方々も少々お疲れ気味で、忙しい日々が続くのはありがたくもあり、反面ゆっくりと体を休めたい気持ちにもなります。
昨日親戚の叔父さんの告別式がありました。親族の一人として参列させていただきましたが、10年前の父の告別式と重ねて、いろんな思いになりました。
家族にはいろんな形があります。私のところは自営でしたので、サラリーマンの家族とは違います。私にとって父の存在は、会社の経営者であり、上司としての存在でした。仕事オンリーの人でしたから、話をするのも仕事の事ばかりです。だから父と男同士の話であったりはしたことがありませんでした。それでも父の存在の大きさは、亡くなってからすぐに思い知らされました。自分が如何に父に頼って生きてきたか、そして自分の経営者として、男としての器の小ささに、どれほど情けない思いをしたかわかりません。
私は父にしても、母にしても、親である以上尊敬をしています。今、こうして生きているのも両親がいたからであるし、大学まで行かせてもらい、仕送りまでしてもらったことは並々ならぬことだと思っています。
どこかへ旅行をしたこともなく、外食にも行ったことはなかったけど、親が一生懸命働いている姿は、いつまでも脳裏に焼き付いています。そして父の背中を見て育ったことを誇りに思えるのです。
お金やもので繋がっているより、心で繋がっていて良かったと思えるのです。
《END》