2018年05月31日
今日で5月も終わりです。あと1週間くらいで夏のギフトカタログもお客様のお手元に届く予定です。
お中元商戦がそろそろ始まるわけですが、私は冒頭の「ごあいさつ」の中で、こんなことを述べさせていただきました。
ごあいさつ
入梅の候、皆様には健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜りまして、心よりお礼申し上げます。
私は来月で55歳を迎えます。月日の経つのはなんと早いものでしょうか!今思えば、父の背中を見ながら共に頑張ってきた頃が懐かしく思えます。
私が社長就任当初は、先代が築き上げた実績に安住し、敷かれたレールに乗っかるだけのように思っていたのですが、15年経った今では先代が遺した目に見えないものの偉大さを感じるとともに、自分の力量の無さを痛感しております。
近江商人が言った“三方よし”と言う言葉があります。買って下さったお客様が喜んでくださり、従業員が働き甲斐を感じ、地域社会から認められる、そんな会社でありたいものです。人の手で作り、人の手に渡り、人が食たべる。文字に表せば簡単だけど、人には心、感情があり、誰しも喜びや幸せを感じたいものです。でも自分の幸せばかりを考えてしまうと、いろんな問題が生じてくるのも事実です。
今やコミュニケーションのツールはSNSが主流です。いつでも、どこでも簡単に出来て便利なのですが、反面いろんな弊害もあると思います。顔が見えない相手からの誹謗、中傷などは目にあまるし、憶測だけで人を判断してしまうことの恐ろしさを感じてしまいます。
安直な大衆迎合的な考え、身勝手な自己中心的な考えは時に人を傷付けてしまいます。
人は誰かにお世話になり、助けられながら生きています。日本には昔から「お蔭さま」と言う美しい言葉があります。誰かに優しくすれば、きっと自分にも返ってくるものだと思います。本当のコミュニケーションは、真実の行動や真実の言葉から生まれてくると思います。
さて、瀬戸内は魚じまの季節に終わりを告げ、これから梅雨の雨や夏の太陽が海や山に多くの恵みをもたらすことと思います。弊社では“晴れの国おかやま”の旬の果物や、自社工場で心を込めてお作りした魚伊謹製の水産加工品を多数取り揃えおります。お世話になった方への贈り物として、またご自宅へのお取り寄せとして、是非ともご下命いただければ幸いに存じます。
末筆になりましたが、時節柄皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
2018年6月吉日
(株)魚伊山陽路
三代目社長 原田浩太郎
今月もいろんなことがありました。従業員に決まったお休みを設けるために、”友引”を休日にしてみたり、一番勤務年数が長い従業員が、検査入院のために1週間休んだりと。
どこの事業所も抱えている人材不足、従業員の高齢化は会社にとって死活問題です。その中でいろんな対策が求められています。
今置かれている現状や立場に、不平や不満ばかりを言ったところで何の解決にもなりません。こんな時こそ一人ひとりが何をしなければならないのか、周りとどのように協力し合っていかなければならないのか、そんな事を考えてみる良いチャンスなんだと思います。
私にも言えることなのですが、人の性格はなかなか変わるものではありません。だけど意識の持ち方や受け止め方は本人次第で変わるのではないかと思います。
父の遺した目に見えないものとは、私の想像をはるかに超えたののだったのかもしれません。私としましても、数字や外形などにこだわることなく、社会や人に対して目に見えるものではなくて、心に感じてもらう何かを遺さなければならないのだと思います。
《END》
2018年05月30日
梅雨入りが近いのでしょうか?今日も雨模様で肌寒い一日でした。
昨日は久しぶりに同級生の飲み会がありました。メンバーの一人がいつも気を使ってくれて、福山の美味しいお店を予約してくれます(*^^*) 私とすれば別に美味しい物を食べることより、落ち着いた雰囲気の中で話が出来たり、食事が出来ればそれでいいのですが。
いつものメンバーですが、みんな仕事は違えど良い歳の取り方をしてるなって思います。歳相応の落ち着きもあるし、愚痴や不平不満を言うわけでもなく、穏やかに流れる時間が何とも言えません(^。^)y-.。o○
みんなそれなりのポジションに就いていて、仕事にもかなりのストレスを抱えていると思うのですが、一緒にいる時の会話は楽しい話題ばかりで、元気をたくさんもらえます。
仕事柄、平日の夜くらいしか出かけることが出来なくて、また歳とともに出かけるのも億劫になってしまうのですが、同級生の集まりだけは特別ですね(^^)
会話の中にも仕事への新たな気付きを与えてもらうこともあるし、これからの自分の生き方への指針になるような話もあります。
お互いを尊重出来て、利害関係もなく、自分をさらけだして付き合える友達の存在って、本当にありがたいと思っています。同級生の中にも、若くして亡くなっている人が何人かいます。まだ若いのか、もう若くないのかはわかりませんが、気持ちだけは前を向いて楽しく生きていきたいです。
この集まりがいつまで続くかわからないけど、健康には気を付けて、いつまでも元気な笑顔を見ることが出来たら良いなって思います。
《END》
2018年05月28日
こんばんは。本日四国地方は早くも梅雨入りしました。昨年よりも23日も早かったみたいです。岡山もそのうち梅雨入りするのでしょうが、梅雨入りや梅雨明けのタイミングによっては、岡山特産の白桃や葡萄の出来具合にかなり影響を及ぼすのではないかと、今から心配をしております。
相変わらず政治の世界はすっきりとしませんね。霧がかかったままの状態で、首相はしっかりと膿を出し切ると言ったものの、国民の大半はその説明責任が果たされていないと感じています。
長期政権がもたらす負の遺産でしょうか!?部下はみんなイエスマンになってしまい、不要な忖度までしてしまいます(-。-)y-゜゜゜そしてつかなくて良いような嘘までついてしまい、その嘘がばれないように嘘を幾重にも重ねなければならないはめに陥ってしまいます。 自分の立場を守ろうとしているのか、組織を守ろうとしているのかはわかりませんが、その何かを守ろうとすることで、関係のない人達に迷惑がかかるのだけは許せません!そこには正義感も責任感もなく、寂し限りです。
地位も権力もある立場の人は、下の立場の人の気持ちはわからないことが多いと思います。私も然りです。何かを守ろうとすることで、大切なものを失うのは本末転倒ではないかと思うのです。
先日の日大アメフト部の学生の会見では、犯してしまった行為は許されるものではないけど、潔さと真実の思いがよく表れていて、一人の人間として立派だったと率直に思いました。
まだ20歳の学生をあそこまで追い込んでしまった、監督やコーチそれから大学関係者の大人たちは、自分たちや組織を守ることだけを考えていたようで、本当に情けない限りです。
一年以上続く官僚や政治家の数々の疑惑も、この度の日大アメフト部の事件にも言えることは、上の立場の人にものが言えなくて、不要な忖度をしてしまったり、イエスマンになってしまっていることです。そして犯してはならない過ちを繰り返してしまいます。
私は性善説を信じていますから、世の中には生まれつきの悪人はいないと思っています。それがある組織の中で絶対的立場の人に物が言えない雰囲気を作ってしまうことで、善か悪かを考える以前に、組織を守ることや自分の立場を守ることを優先してしまいます。こんな汚い大人の世界を広く世間に見せてしまって、未来を担う子供たちにどう説明するのでしょうか!?
《END》
2018年05月17日
こんにちは。前回の投稿で、会社の魅力のことをお話ししましたが、会社の魅力って経営者である私一人では作れないと思っています。うちで働いてくださっている人みんなで作り上げていくものだと思います。
本日、約1年ぶりに新人さんが入ってくださいます。40代の方ですが、家庭の事情で週に3回ほど、それも午前中のみの勤務となります。働いてくださる方にはそれぞれ家庭の事情があり、限られた時間の中で働いてくださいます。
初めての職場で慣れない仕事を覚えるのも時間がかかることでしょう。また職場の人との人間関係にもいろいろと気遣いをされることでしょう。
新しい方が入る度に私が思うことは、一緒に働けるこのご縁を大切にしたい、そして1年でも長く勤めてもらいたいってことです。今まで50代、60代の女性が何人か入ってこられました。ひと歳とって入ってこられる方は、それなりの人生経験を積まれていると思います。またいろんな職場で経験してきた実績を持っていらっしゃいます。ただ、若い頃と違って、初めての職場でたくさん覚えなければならないことは、本当に大変なことだと思います。私自身がこの歳になって、初めての職場でどれだけのことが覚えられるでしょうか( *´艸`)?
そんなことを考えると、少しずつで構わないから覚えてもらって、わからなことは遠慮せずに聞いてもらって欲しいと思います。また、教えてあげる方も、自分の立場に置き換えて、新しい方に寄り添うように接してもらいたいです。限られた労働時間であっても、少しずつの積み重ねがきっと大きな成長に繋がると思います。
そうやって教える方と教えられる方の信頼関係が築ければ、自分が会社にとって必要な存在だと思えるのではないでしょうか。
企業は人なり、と言われます。性格や価値観は違えども、ひとつ屋根の下で同じ仕事に携わる者同士、いがみ合ったりしても仕方のないことです。仲間意識を持って、お互いを尊重し合ってくれればきっと優しくなれるし、成長もしてくれると思うのです。
《END》
2018年05月15日
こんにちは。今日は真夏を思わせるような陽気で、日差しのまぶしさに不快感を覚えるほどでした。前回投稿してから1ヶ月近く経ってしまいました(*’ω’*) 毎日多忙だったわけではないのですが、ゴールデンウイークは例年並みに忙しくしており、この時期の贈り物である”塩むし桜鯛”も例年通りの注文をいただいていました。
3月上旬にお客様にお届けした『春の味だより』も先週で有効期限を迎えましたが、新たな試みの「魚伊の春メシ」はなかなか好評のようでした(^。^)y-.。o○ 最近の傾向として、簡単に調理できるものが喜ばれています。今回の「魚伊の春メシ」はどれもレンジで3分ほど温めていただければ美味しく召し上がることが出来ます。出来立ての味を食卓にお届けできるよう、試行錯誤して開発したものですが、次回もいろんな企画を練ってお客様に喜んでいただきたいと思っています。
昨今、会社の規模に関係なく、また業種に関係なく求人難が続いています。いくら時給を上げたところで採用できるものではありません。逆に仕事を探している方は、業務内容や時給や休日などの待遇面など、いくらでも選り好みをして、自分の希望にかなうような職場を探します。そしていざ働いてみて、自分が思っていたものと違っていると、さっさと辞めてしまいます。
私は学生時代にアルバイトの経験はありますが、立場上いろんな職場を転々としたことはなく、働く側人の気持ちもあまり理解していないのかもしれません。
でも人にはいろんなタイプの方がいるように、会社にも社風ってものがあると思います。それは長年積み重ねてきたものがにじみ出るのだと思います。それは主に経営者の哲学なり思想なりが反映されることが多いと思います。それが人間で言えば個性と同じなのかもしれません。働く側がその会社の社風なり、経営者の哲学や思想に共感できなければ、働き甲斐も生まれないと思います。しかしながら、働く側の人達にとって、社風とか経営者の哲学や思想よりも、賃金や休日などの待遇面や、人間関係の方が大切なんだと思います。
働く側の人が職場に魅力や働き甲斐を感じたなら、きっと賃金や休日などの待遇面はそれほど大きな問題ではないのかもしれません。
弊社のような規模の小さい会社ならなおさら会社の空気ってものをいち早く肌で感じとってしまいます。それは社長になって15年の間つくづく感じています。規模が小さければ小さいなりの接し方があると思うし、働く側の人もそれを期待しているはずです。やはり大きな会社には出来ないような家庭的な雰囲気だとか、些細なことへの気配りや思いやりは欠かせないと思います。一つの目標に向かって、一致団結して助け合いながら働ける職場になるように、私が率先してみんなを引っ張っていかなくてはいけないのだと思います。みんなついてきてね!(*’▽’)
《END》