こんばんは。昨日、今日と松茸の仕入れに行ってまいりました。岩手や長野では不作が伝えられていましたが、岡山ではなんとか例年並みの出来栄えのようでホッとしております。
世の中がネット社会になってもう15年以上経つでしょうか?いろんな情報が瞬時にわかって大変便利になりましたね。しかし、ネット社会がもたらすマイナス面も多々あると思います。無数の情報が氾濫していて、その中には事実から反するものや、真偽のほどが定かではない情報もあります。SNSでは手軽に連絡や投稿ができるものの、時には身勝手なもので相手を傷付けてしまうこともしばしばです。
ものの良し悪しや真偽などは自分で判断するしかありません。不確かな情報でも確信がないまま信じてしまったり、都合の良い憶測によって判断してしまうことも多いのではないでしょうか!?それって結構危ないことだと思うのですが( *´艸`)
弊社のようなネット通販の世界でも、本質を伴わないような商品を平気で販売している業者も多いと聞きます。ネット通販では、写真の出来栄えが購入に直結するかどうかを大きく左右してしまいます。一度試食をしてみて購入するくらいの慎重さが必要だと思うのですが、ネットサーフィンをする人の中には、送料無料に魅力を感じたり、同じ商品なら1円でも安い商品を探しに探して購入する人も多いようです。それで自分の納得するようなものが届けば良いのですが、もしそうでなかった時のショックは誰のせいでもなくて、すべては自己責任になるのです。
名物に旨い物なしって言葉があります。これは一見(いちげん)のお客さんを相手にしている土産物には見せかけばかりで、不味い物が多いってことなのですが、中には伊勢の「赤福」とか岡山で言うと「大手饅頭」だとかは本質の伴った秀悦なものだと思います。このように本質が伴っている商品は、一度「〇〇〇が製造した△△△は間違いない!」とインプットされると、あとはリピーターが増えるばかりです。
本質とは、見せかけの物ではなく、作る側のこだわりや真面目さや熱意が商品に宿っていていることだと思います。
昨今のようなネット社会では、情報を送る側は誠意を持って確かな情報を送らなければならないし、情報を受け取る側も見かけに惑わされず、都合の良い解釈をせずに、情報の本質はどこにあるのかを意識しながら、確かな目で判断しなければならないと思います。
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