こんばんは。今日の日中は初夏を思わせるような陽気で、プレハブ造りの事務所の中は蒸し暑いくらいでした。
私はこの春で勤続30年を迎えました。自分の人生の半分以上が経ったわけですが、普通の会社で言えば部長クラスにはなっているでしょうか!?( *´艸`)
社会人と学生の違いはいろいろありますが、社会に出ると人間関係がより複雑になってきます。学生の時にはそれほど感じなかった人間関係も、社会に出るといろんなタイプの人との出会いがあります。自分が好む好まざるにかかわらずです。気心知れた仲間とだけ付き合っていればどんなに楽かと思いますが、世の中や会社と言う組織の中ではそれは通用しません。人にはそれぞれ感情もあるし、主義主張もありますからね。
私もこの30年の間に色んな人に出会いました。元々出しゃばったり、感情を表に出したりしない性格の私でも、やはり対人関係に悩んだことは何度もありました。口に出さなくても無意識に不機嫌な顔をして、相手を不快にさせたこともあったと思います。
自分が不機嫌になったとしても何の解決もしない、逆に余計に複雑になっていくってわかったのは、ずいぶん後になってからです(+_+)
相手に腹を立てたり、感情を露わにしたところで、その時スッキリするだけです。言いたいことを一方的に言い放って、相手に勝った気でいるうちは所詮まだまだ青二才ですよね。
私が社長になって14年、父が亡くなって9年半ですが、ここ数年でやっと一歩下がってでも相手を許す位の度量が必要なんだということがわかってきました。
嫌なことや辛いことは避けられませんが、不機嫌な気持ちは心掛けひとつで避けられると思います。そして思い通りにいかなかったり、不満がたまった時にこそ、じっくりと前向きな解決方法を考えなければならないと思います。
言いたいことや、自分の思いをどのように相手に伝えれば良いのかと、しばしば考えてしまうことがあります。時にはそれが伝えられない自分に不甲斐なさを感じることもあります。自分をごまかさずに、誠意を持って相手に伝えれば、きっとわかってくれると信じています。だって同じ人間ですからね(=^・・^=)
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