こんにちは。約1年ぶりの投稿になります。諸般の事情があってなかなか投稿が出来ませんでした。
私は先月末におかげさまで還暦を迎えることが出来ました。昔は食糧事情も悪く、医療や福祉も充実していなくて、寿命も短かかったから、還暦を迎えると盛大にお祝いをしたのでしょうね。
今や医療も福祉も充実しており、平均寿命も80代半ばまでになっています。60歳と言えば人生の折り返し地点を過ぎています。登山でも登りよりも下りの方が体力を消耗します。この先どのような人生を歩んでいけばいいのか自問自答してしまいます。
親からこの世に生を受けたことに感謝しています。私は長男ですが、上に姉がいますから、第2子の長男になります。だから第1子の長男に比べればあまりしっかりしていないところもあります。長男が故の宿命はいろいろありましたが、周りの人に助けられながら今日に至っています。
この先どんな人生を歩んでいこうか、具体的な目標もありませんが、ただ自分のためではなく、人のために、社会のために生きていかなければならないと思っています。
日本は島国で領土も狭く、資源もありません。過去には領土を広げ、資源を求めて戦争に突入しましたが、敗戦国となり、今やアメリカの属国となっている気がしてなりません。唯一の被爆国でもあり、戦争の悲惨さを一番わかっているはずなのに、広島や長崎の被爆者の願いも空しくアメリカの傘の下に守られることを選んでいます。
今年広島で行われたG7での平和祈念館への訪問も、単なるパフォーマンスにしか見えませんでした。
ロシア、中国、北朝鮮など独裁者が支配している国との関係は、この先も緊迫した状況が続くのだと思います。全体主義を守るため、体制維持を守るためには手段を選ばない国です。国のかじ取りは大変な時代が続きます。
ところが政治家は党内の勢力争いに躍起になっています。情けないですが、志のない政治家が増えているようですね。
終戦記念日を終え、平和への願いを熱くしました。「平和」に対して無関心な人が増えているような気がしてなりません。今日の平和は多くの犠牲者のもとにあることだけは心に留めておくべきだと思います。何を思って戦地に赴いたのか、何を思って特攻隊を志願したのか、それを想うと自己中心的な考えにはなれないと思います。
日本は超高齢化時代に入りました。そしていろいろな物の価格が高騰していて、大変生きにくい世の中になりました。今の若者世代はこの先いろんな負担がかかり、大変な時代になることでしょう。政治の力でどれほど変わるかわかりませんが、楽観的になれないことだきは事実です。
私は自分のことだけではなく、いろんなことに関心をもって、その都度じっくりと考えてまっとうな判断をすることが大切だと思います。そして今こうして自分がいるのは周りからの助けがあってのことだと思い、いつも感謝の気持ちをもって生きていかなければならないと思います。人間は生まれてくるのも一人、死んでいくのも一人ですが、人生は多くに人とかかわり、多くの人から学び、助けられていることだけは忘れてはいけません。
今生きているのも、商売ができるのも、飯が食えるのもみなさまのおかげなんだと、還暦を迎えてつくづく思うのでした。
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