いよいよ明日安倍元首相の国葬が行われます。安倍さんに置かれましては、首相として歴代最長の在任期間を記録し、外交でもいろんな国々の元首と会ってきました。
明日に迫った国葬なのに、国民の半数以上が反対をしています。
私見を述べるなら、私も国葬には反対です。麻生さんの鶴の一声で決まったわけではないでしょうが、内閣だけで決めてしまうのは民主主義に反しています。岸田首相は何度も説明をしているようですが、いつも同じ答弁ばかりで国民が納得するにはほど遠いです。
なぜ国葬にしなければならないのか、なぜ歴代の首相の葬儀と同じように、内閣と自民党の合同葬ではいけないのかの説明が全然足りません。内閣と自民党の合同葬でも世界各国からの要人は来るでしょうし、なぜ国葬にして国民の税金から全額支払わなければならないのかが全く理解に苦しみます。
在任期間だけで国葬にするのか!?佐藤栄作元首相はその当時、最長の在任期間を誇っていましたし、ノーベル平和賞まで受賞しています。それでも国葬にせず、内閣と自民党の合同葬にしています。
ご遺族の方からすれば、国葬でも合同葬でもどちらでもいいはずです。連日のように国葬に反対するデモが繰り広げられている中を国葬を強行しても、ご遺族が本当に喜んでくださるのか疑問が残ります。
政府は弔意を表すことを強制しないと言っておりますが、合同葬にする方が国民にとっては自由に弔意を表せるし、安倍家にとっても気持ちよく送り出せるのではないでしょうか。
《END》