こんばんは。今日は梅雨の合間の晴天で、真夏を思わせるような陽気でした。お中元カタログ”夏の味だより”を送付してから2週間が経ちました。注文の予約もだいぶ入ってきており、本当にありがたく思います。
この度は、原料の仕入れが困難なものも出てきており、また原料、資材など仕入れの多くの物が高騰しており、商品の一部を値上げしたことで、お客様にはご迷惑をおかけすることになりました。弊社としましてもここ20年来で一番商売のやりにくい状況であります。
どんな状況に置かれても、”すべてはお客様のために”を心にしっかりと刻み込んで、お客様に喜んでいただけるように努めていかなければならないと思っています。
さて、今日は亡き父の誕生日でした。生きていれば89歳になりますが、今父が生きていたら、私達にどんなアドバイスをしてくれるのだろうかと考えます。根っからの仕事人間で、お客様を誰よりも大切にしてきた父でしたから、おそらく今の様子を見たら思わず”喝!”を入れられそうです。
私が父からバトンを引き継いで18年足らず、そして昨年弟にバトンを渡しました。商売は生き物です。外の環境にも内の環境にも影響を受けます。誰かが救いの手を差し伸べてくれるはずもなく、自分が頭を打ちながら成長していかなければ、会社の成長もありません。
人には感情、心があります。だから従業員を上手く動かすことも難しいし、お客様が何を弊社に求めているのかを理解することも難しいのです。
父は74歳でこの世を去りましたが、私はあと15年で父の年齢に達します。あと15年で父のような人間になれるのか1?
今日は在りし日の父の姿を思い出しながら、我が身を振り返っております。時代が変わっても、経営者としての根幹となる大切なところは今も同じだと思います。不器用で遠回りばかりしてきた父でしたが、真面目で、正直なところがお客様から信用を得ていたことは確かです。父から「まだまだ苦労が足りん!」って言われそうです。どんな苦労も惜しまず、お客様のために自分が出来ることを精一杯やっていこうと思います。
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