こんにちは。10月も半ばとなり、昨日までの暑さは和らいだようです。これから本格的な秋になることでしょう。
非常事態宣言が9月末で解除になって以降、全国的に新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあります。
このまま収束に向かってくれると良いのですが、自粛の反動で人流が活発になって、おまけに行楽の秋を迎えて観光地にはすごい人が押し寄せてきて、第6波の感染拡大に繋がらなければと思います。
昨日衆議院が解散し、世の中は選挙ムードに包まれています。この時期に解散をする大義がどこにあるのかはわかりません。もう少し国会で審議することはあったと思うのですが、与党は感染者が急速に減少しているこの時期に解散をする方が良いと判断したのかもしれません。
今月の31日が投票日のようです。それまでの間、選挙カーでのやかましい活動が続くのかと思うと、正直うんざりしてしまいます。私は政治には関心がありますが、日本の選挙活動にはあまり感心しません。
世襲議員が多いのも気に入りませんが、名前を連呼するばかり、そして敵対する党の非難ばかりで、自分のポリシーや政策はどこにあるのかがわかりません。そして選挙期間中だけ頭を下げて耳障りの良いことを言って、いざ当選すると偉そうにふんずりかえっているような気がしてなりません(-。-)y-゜゜゜
日本では国政選挙にしても、地方の選挙にしても、投票率が諸外国に比べて低いです。投票に行くことは国民の権利なのですが、その権利を執行しない人々が相当数いらっしゃいます。政治に関心がないわけではないけど、投票に行くことより自分の都合を優先する人も多いでしょう。
今の日本の政治や政治家を見ていると、しらけてしまうことがあります。国民本位で活動することが当たり前なのに、どう見ても党や自分の保身のために動いているんじゃないかと思ってしまうこともあります。正直者がバカを見るような世の中では、投票への足も遠のいてしまいますよね。
コロナ禍で困窮している人達がかなりいらっしゃいます。国や地方自治体で支援金や給付金などを分配していますが、その額は国家予算のなかでもかなりのウエイトを占めるのではないでしょうか。そうなるといずれ国民から徴収されるということになります。いわゆる飴と鞭と言うことになるのでしょうが、それは致し方のないことだと思います。肝心なことは、うまい話ばかりをしないで、痛みを伴うことも説明しながら、有権者へ自分の政策を訴えて欲しいのです。
新型コロナウイルスのような疫病は国難に値します。それを乗り越えるには、政治家の緻密で果敢な行動と、国民の理解が必要になってきます。投票と言う国民の権利を無駄にせず、意中の人に投票することで、自分の権利を全うすることが、政治に関心を持つ入り口になると思います。
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