こんにちは。最近は歳のせいか、5時くらいには起きてしまいます(-。-)y-゜゜゜若い頃はあれだけ寝起きが悪かったのが嘘みたいです!今朝も気持ちの良い朝でしたが、日中は30℃近くになるみたいで、熱中症に気を付けなければなりませんね。
岡山県の新型コロナウイルスの感染者数もここのところひと桁の日が続いています。。緊急事態宣言が功を奏しているのか、はたまた巷のうわさによるとPCR検査をあまりしていないんじゃないか、どちらなのか真相はわかりませんが。このままいけば20日には解除になるのだと思います。ただ、解除した途端に一気に人流が増加してしまって、感染者の増加に繋がらなければいいのになって思います。
前回お話ししましたように、私は6月1日より社長を退任して会長に就任いたしました。これで少し肩の荷がおりたように感じております。
私の場合、父が病気療養中に40歳で社長職を受け継いだのですが、まだ父が存命している間は父の存在自体が精神的な支柱になっていました。しかし父が亡くなってからは、本当に孤独な日々でした。誰に相談をするわけでもなく、降りかかった諸問題は自分で一つずつ解決していかなければなりません。例えば一人の従業員によるミスでも、社長が矢面に立って解決しなければならないのは当然のことです。
弊社では食品を扱っているので、異物混入とか、食中毒、他にも食品衛生法に定められているいろんな決まりごとに気を付けなければなりません。何事も起こらなくてあたり前であり、何かが起こらないように日々の指導には神経をすり減らしておりました。
そこそこの企業なら、いろんな部署に分かれていて、部署ごとに責任者がいます。またその上には責任者を束ねる管理職もいます。そして社長は何人かの管理職たちといろんな情報を共有し、問題となることは会議をして会社としての方針を決めます。
しかしながら弊社のような10数名の小さな会社では、社長が多岐にわたっていろんな思いを伝え、指導をしていかなければなりません。
父が亡くなってからは、胃がきりきりするような毎日でした。何かしらのトラブルが発生しようものなら、直接お詫びにいったり、おわび状を書いたりもしました。また改善策はもちろん事あるごとに作らなければなりません。
トラブルの処理の仕方を誤ると、会社の存続の危機に立たされることにもなりかねませんから、丁寧に丁寧にことにあたっておりました。
毎日神経を使っていたのが原因なのか定かではありませんが、私は47歳で大腸がんを患い(初期だったので、レーザーで焼き切って完治)、また50歳を過ぎた頃から突発性難聴を何度も患いました。
父の後を引き継いで、会社が大きくなったわけでもなく、逆に売り上げは減少していきました。ただ私が自負していることは、時流に沿ったネット通販の確立、通販事業の整備だけは出来たのではないかと思っています。
小さな会社だからこそ、社長の一言一言が周囲に良くも悪くも大きな影響を与えます。
新しい社長には、決して驕ることなく、どんな時にも冷静に謙虚な姿勢でたくさんの人と関わっていかなければならないと思います。
《END》