こんにちは。2月も終わりに近づいてきました。弊社では毎年3月上旬に入りますと、恒例の「春の味だより」のチラシをお客様に送付しています。昨日業者から納品があって、本日宛名シールの最終チェックをしており、3月3日には投函する予定です。
新型コロナウイルスの感染が世界規模に広がって1年以上が経ちました。予防接種も徐々に始まりましたが、まだまだ広く行き届くまでにはかなりの月日がかかりそうです。
3月7日に首都圏の非常事態宣言が解除されますが、感染者数の減少が鈍化していたり、予防接種の進行が予想以上に遅れている状況なので、第3波の到来が遠からずやって来るのかもしれません。
さて、世の中には”あたり前”のことがたくさんあります。法律上のあたり前はさておき、普段口にする”あたり前”って何なんだろうとふと思いました。辞書を引くと「道理上、そうあるべきこと。当然。」とありました。その意味は簡単そうで、実に奥が深いのかなって思いました。
私が思うに、生活習慣上で多くの人が経験してきた中で、築き上げてきた共有の価値観のようなものではないでしょうか。だからほとんどの人が、いろんな”あたり前”のことに対してあまり疑問に思うことも、深く考えることもなく、”あたり前”の一言で済ませるのだと思います。
しかし”あたり前”の中には、時に人を苦しめることもあります。”あたり前”に出来ないことで、周囲から偏見をもたれたり、馬鹿にされることさえあります。例えば、結婚したら子供を産むことが当たり前なのか!?今時だから大学へ進学することが当たり前なのか!?、、、、、など。
努力をしても限界があり、いろんな理由、例えば経済的なこと、身体的なことから”あたり前”と思われていることが出来ない人もいるのです。
世の中にはいろんな人がいます。自分の価値観だけで推し測ると、時に人を傷つけたり、苦しめたりすることがあるのです。所詮人が作った”あたり前”です。いろんなころがあたり前に出来る人生も良し、また自分なりの”あたり前”を創っていく人生もありだと思います。
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