こんにちは。3日ほど前からつばめが巣作りにやってきました!今朝も二羽のつばめがせっせと巣作りに励んでいて、その姿を目をキョロキョロさせながら野良猫が興味津々に見ていました。そんな光景を見ていると微笑ましく思うのと同時に、平凡な日々がどんなに幸せなことか、何事もない日常がどんなにありがたいことかをあらためて感じたのでした。
とうとう地元岡山県にも新型コロナウイルスの感染者が出ました。スペインへ旅行したみたいで、現地で感染した疑いがあるそうです。このような状況の中で海外旅行に行くのもどうなのかって思いますが、出たものは仕方ないし、我々は国や自治体の方針に従うしかないのです。
7月に予定されている東京オリンピックも開催が危ぶまれ、延期すべきとの声が各方面から上がってきています。中止よりも1年後、2年後でも延期して開催されることを望んでいます。経済的損失は計り知れないと思いますが、感染者や死者を一人でも少なく抑えて、1日も早い終息がされて、穏やかな日常生活が取り戻されることのほうが優先だと思います。
毎回楽しみに観ていた朝ドラ「スカーレット」も残りわずかとなりました。貧しい家庭で育った主人公のきみちゃんが、家計を助けるために中学卒業と同時に丁稚奉公し、その後実家のある信楽で女性陶芸家として頑張っていく姿を描いたものでしたが、信楽焼では成功をおさめたものの、波乱万丈の人生を送ることになりました。特に、我が息子が白血病にかかり、いつも明るくまっすぐな気質のきみちゃんが、母として複雑な思いをしながら接していく姿は、けなげで涙を誘うものがあります。
20代前半で突然白血病にかかってしまった息子たけし君の心情も、観ている者にいろんなことを考えさせられます。本人でないとわからない苦しみやもがきもあるでしょう。
そんな病状の中、周囲がどのようにふるまっていいか困惑している姿に気づいて、たけし君は「今日のこの日をいつもと同じように過ごしたい」と話していました。
そうなんだなって思いました。私がもしたけし君と同じ立場なら、やはり今日という日をよそよそしく、気遣ってもらいながら生きていくよりも、普段と変わらないいつもと同じように生きていたいって思います。
いろんなことを考えれば考えるほど不安も大きくなります。それならば周りが心配してくれたり、気遣ってくれるよりは、いつものように接してくれて、いつものように過ごせることのほうが余計なことを考えずにすむし、気が楽なんだと思う。
「スカーレット」もあと5回。2年前から朝ドラにはまってしまいましたが、「スカーレット」もよかった!生きている中で、いろんな経験をするし、いろんな人との出会いもあります。朝ドラは自分が生きていく上で、ある種のバイブル的な存在なのかもしれません。
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