こんにちは。10月も中旬になると朝晩はめっきりと冷えてきたのですが、日中は相変わらず30℃近くあります。おかげで今年は松茸の生育状況が悪く、弊社も予約注文はいただいているにも関わらず、仕入れが全くできない状態にあります。
先日の台風19号では東日本に甚大な被害が及びました、被災した皆様には心よりお見舞いを申し上げます。気象庁からたびたび記者会見が開かれ、注意喚起がなされていたのでしょうが、またしても自然の猛威は人間の想像をはるかに超えるようなものでした。
人間の行動は今までの経験や体験に基づくものですが、自然の猛威はもはやそのようなものなど役に立たなくなってきました。それどころか経験や体験が逆に避難行動や災害への意識を惑わせているともいえるのではないでしょうか。
命には代えられないのだから、迅速にかつ安全が確実に確保できる場所への避難が最優先されるのだと思います。自分の命は自分で守らなければならないのですが、人工的に作った建物やインフラ関係の被害はどうすることもできません。建物なら耐震性の基準もあるでしょうが、堤防などにはどこまでの洪水で決壊するかなどの基準がないのかもしれません。
昨年の西日本豪雨の体験がまだまだ活かされなかったことは本当に残念ですが、国には防衛費に何兆円もかける前に、目の前の国民の安心、安全に繋がるようなインフラ整備とか、防災関係にお金をかけるべきだと思います。
アメリカに良い顔ばかりしている間に、多くの国民や国土が悲惨な目に遭っている現実をしっかりと受け止めるべきだと思います。
地球の温暖化も影響していますが、そもそも日本は諸外国と違って四方を海で囲まれています。その上火山も多いし、地震や津波の起きる確率は圧倒的に高いはずです。そんな条件の中で我々は生きていかなくてはならないのだから、それなりの覚悟を持って、時間とお金をかけてでも万全に近い対策をとらなければならないと思います。
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