今日でとうとう平成の時代も終わりです。天皇陛下は象徴として、どんな時でも国民に寄り添い、国の平和と国民の安寧を案じられてきました。お務めをお終われても、その姿勢に変わることはないでしょう。
来る「令和」の時代も、我が国が平和で安心して暮らせる世の中であってほしいものです。
私は平成と言う時代に社会人として、経営者として成長させてもらいました。おとなしく、無口な性格なためにいろんな壁にぶつかりました。自分の成長は自分だけで出来るものではありません。営業先のお客様、JC時代に出会った友人たちから数多くのことを学びました。
楽しいことよりも苦しいことや、挫折感を味わうことの方が多かったと思います。20代、30代、40代、50代に渡って平成の時代を生きてきましたが、未熟者で足りないところがいっぱいある私は、時には仕事に対して気が重くなったり、やる気が出なくなったり、不安でいっぱいになったりしましたが、それでもなんとかこれまでやってこられたのも、周囲のいろんな方からの励ましの言葉や支えがあったからだと思います。
私が生きていく上でいつも心掛けていることは、「謙虚な心」と「感謝の心」です。それはどんな人に対しても同じです。今自分か生かしてもらえているのも周りの方々のお蔭ですから、自分がいくつになっても、どんな立場の人間になっても、その気持ちだけは忘れないように生きていこうと思います。
「令和」と言う時代がどんな時代になるかわかりませんが、商売をさせていただいている以上、社会へ何かしらの恩返しはしていかなければならないだろうし、これからも仕事を通じてお客様に喜んでもらうことはもちろん、自分をもっと高めていかなければならないと思っています。
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