2022年03月30日
こんばんは。春のお彼岸も終わり、いよいよ春本番がやってきました。明け方はまだ少し肌寒いのですが、日中は上着を脱がないと汗ばむ感じがする今日この頃です。
全国的にまん延防止の期間が終わったのですが、新型コロナウイルスの感染者はそれほど大きな減少までに至っていません。これからお花見のシーズンでもあるし、春休みや、新生活の始まりで人流も活発になってきます。最悪のシナリオにならなないことを願っています。
今日、ご無沙汰していたお客様にお会いする機会がありました。その方の娘さんからのご注文で、商品をお届けにあがりました。久しぶりにお会いしてとてもお元気そうな姿を拝見し、思わず会話がはずんでしまいました。その方は今年で90歳になられるとのことです。見るからにシャキッとしていてお元気そうなのですが、一昨年から血液の病気で病院に通っているとのことです。あまりにも貧血が酷くて、輸血までしたらしいのです。
私がまだ20代の頃からお付き合いをさせていただいておりますが、仕事をバリバリしていた頃とは違って、今は奥様や3人の娘さんからも大切にされていることが十分伝わってくるような柔和な表情をされていました。良い歳の取り方をし、良い人生を送ってこられたんだなって思いました。
私が90歳まで生きているかはわかりませんが、あと何十年か後に穏やかな表情をしていたいものですね(^。^)y-.。o○
私はこれまでに何百人もの方にお会いしました。仕事やJC、ライオンズクラブなどでたくさんの方々との出会いがありました。いろんな方にお会いしていると、その方の人となりとか、どのような人生を歩んでこられたのかがわかるような気がします。特に顔を見ながら少しの時間お話しさせていただくと、よくわかるような気がします。
人は話し方や言葉遣いで、どのような人なのかがわかります。逆に言うと、私も人とお会いして話す時の話し方でああったり、言葉遣いで相手にどんな人間かを判断されているのだと思います。
話し方や言葉遣いは、人が今まで生きてきた中で身に付けたものです。だから良いように見せようとしても無駄だと思うのです。
社会的に地位や権力があっても、会社の社長であっても、人との話し方や言葉遣いが成ってないと信用を失ってしまいます。どんな人であろうとも、やはり人の話は敬意を持ってちゃんと聞き、その場に合った、相手に合った言葉遣いをしなければいけないと思います。
会話は大切なコミュニケーションのひとつです。人との出会いを大切に、そして自分自身を素直に表現することが人間関係をスムーズにしてくれるのだと思います。
《END》
2022年03月09日
毎朝歩いていると、日に日に日の出の時間も早くなったなことを実感いたします。それでも日の出前後の時間は冷え込みが厳しく、マフラーや手袋は欠かせないでいます。
春の予感を感じるのですが、昔から暑さ寒さも彼岸までと言われる通り、やはりもう少し待たなければなりませんかね。
先日”春の味だより”を投函したところ、早速注文が入ってきており、本当にありがたいことと思っています。
昨年の11月にお届けした”冬の味だより”以来、4か月ぶりのお客様との出会いとなります。弊社が春と秋にチラシを送付するようになって8年が経ちます。それまではお中元とお歳暮の年に2回しか案内をしていなかったのですが、お客様との出会いをもっと増やした方が良いと感じてから、現在のようになっております。
お客様の中には、お中元やお歳暮しかご注文しない方もいらっしゃいますが、今回のようなチラシを楽しみに待っていらっしゃる方も大勢いらっしゃいます。本当は月一くらいで魚伊通信のようなものをお届けした方が良いのかもしれませんが、経費を考えて、年に4回の案内をお届けさせていただいています。
お客様の中には、実際にお会いする方もいらっしゃいますが、その多くは顔も知らない方々がほとんどです。それでも事務の従業員は電話応対などで声は聞くことが出来ます。言い換えれば最初にお客様と接点を持つのは事務の従業員なのだから、その役割の重要性は言うまでもありません。電話対応している時は、まさに会社を代表して対応していると思います。話し方ひとつで、相手に受け取られる印象も違ってきます。
日常生活においても、人との出会いは大切です。対面でお会い出来ればそれなりに対処できるのですが、電話応対だけだと相手の顔が見られません。それはお客様の方も同じことです。それだけに言葉を選び、受話器の向こうのお客様の表情を想像して、丁寧に対応しなければなりませんね。
一期一会と言う言葉がありますが、弊社をご指名してくださったお客様とのご縁を大切にして、幾久しくお付き合いしていただけるように努めなければならないと思います。
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2022年03月01日
こんにちは。2月も逃げてしまい、今日から3月が始まりました。今日は公立高校の卒業式ですが、昼前から雨が降り出しており、肌寒い卒業式となりましたね。
世界ではロシアがウクライナを侵攻しており、欧米を中心に様々な対抗策を講じていますが、相手がプーチン大統領だけに一筋縄ではいかないでしょうね。無条件で話し合いのテーブルにつくような相手ではありませんからね(-。-)y-゜゜゜
ロシアの侵攻がいつまで続くかわかりませんが、我々の生活にどんな影響が出て来るのか心配でなりません。
さて学校での試験、入学試験、就職試験、資格試験など世の中の試験には「正解」があります。そしてそのほとんどで「正解」は一つであります。
対照的に商売には「正解」などありません。他社で成功していることを弊社がまねをしても、同じ結果になるとは限りません。弊社のような同族会社にはクセの強い人が多いし、限られた人材や限られた設備で仕事をしなければなりません。どの商売にでも共通するような基本的なマナーであったり、会社に不利益を与えるようなことは言うに及びませんが。
特に販売については正解を導くことの難しさを痛感いたします。扱っている商品の違いがありあすが、どこの会社も正解に近づけるためにいろんな努力をします。同業他社を参考にしてみたり、本を買ってみたり、セミナーを受けてみたり、コンサルタントに助言をもらったりと。そうやってどうにか自社に合った「正解」を導くことになります。
ただ販売の場合、一つの「正解」がいつまでも正しいとは限らないのです。世の中のトレンドであったり、T.P.Oに合ったニーズ、各々の購買層にあった売り方などが求められてきます。
「正解」を導くために何度も失敗をすることはあたり前にあることです。肝心なことは、もうこの辺でいいだろうと妥協して、少々甘めの「正解」で自分を納得してしまうことだと思います。また集中して考えることに疲れて、誰かの言った「正解」を信じ切ってしまって、客観的な思考が出来なくなることも危険なことだと思います。
強い信念を抱きながら失敗を恐れずに、悩み、考え、苦しみぬいて自分の会社に合った「正解」を導き出すことが、経営者として不可欠なんだと思います。
《END》