2021年12月30日
こんにちは。今年もあと二日となりました。本日は弊社では早朝より「おせち料理」の出荷で慌ただしくしております。段取りの良さと、チームワークでなんとか乗り切ってくれると思っています。
こんなご時世ですがありがたいことに、前年度より50個追加して250個の販売をよていしておりましたが、先月末には完売してしまいました。
「おせち料理」を囲んで、一年を振り返ったり、来る年の抱負を語り合いながら楽しく召し上がっていただければと思います。
今年は昨年に続いて新型コロナウイルスの感染で日常生活も経済活動もいろんな面で苦労したのではないでしょうか。当たり前のように過ごしてきた日常が、実は当たり前ではなかったことを思い知らされた時、人間の無力さをひしひしと感じました。それと同時に何事も無い平凡な日常がどれほどありがたかったを思い知らされた気がしました。
自分ひとりでは大したことも出来ないけど、周りのいろんな方の支えがあるからこそ、平凡な日常も過ごせるし、仕事もスムーズに行えるのだと思います。
やがて新型コロナウイルスも収束を迎える日が来ると思います。しかしコロナ禍での不自由さや苦労を決して忘れてはいけないと思います。人間って”喉元過ぎれば熱さを忘れる”のようなところがありますが、コロナ禍で感じたことや経験したことは必ず自分の人生に役立つと思いますし、また役立てていかなければならないと思います。
最後に、本年も皆様にはご愛顧をいただきまして、心より感謝申し上げますと同時に、皆様のご健勝とご多幸を祈って、本年最後のブログといたします。
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2021年12月14日
おはようございます。今朝もかなり冷え込みましたが、1月、2月の寒さに比べたらまだまだましなのかもしれません。私は3週間ほど前から、運動不足解消のために早朝浜辺を散歩しています。今朝は6時30分少し前から歩き始めたのですが、この時間帯って5分、10分でだんだんと明るくなり、15分も歩くと完全に陽も差すようになります。当たり前のように寒いのですが、それ以上に明け方の海の風景は格別です。海鳥がいたり、沖には大型貨物船が何隻も航行していたり、明け方の陽ざしが沖にあるいくつもの島を照らしている姿を見ると、寒さも忘れてしまいます。
さて今年もあと半月ほどとなりました。本当に早いものです。特に今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染に右往左往していた状況で、余計に月日が流れるのが早く感じたのかもしれません。
そんな中でお歳暮商戦も佳境に入りましたが、お蔭さまでコロナ禍の中でもお客様からの注文はたくさんいただいているようです。本当にありがたいことだと思っております。
贈り物は日本の伝統的な文化だと思っていますが、年々希薄になってきたと言うか、簡素化になってきたと言うか、寂しく感じてしまいます。贈り物は日頃の感謝の気持ちを伝えるものです。いつも傍にいるような方なら、言葉だけでも伝わるかもしれませんが、なかなかお会いできないお方には、やはり何か心のこもった贈り物が喜ばれると思います。
贈り物をすることは、その分お金がかかります。そのお金を無駄だとか、もったいないと思ってしまうのは何だか寂しいと感じてしまいます。世の中には自分のためにはお金を惜しまずに使うのに、人との繋がりのために使うお金を惜しむ人が多いです。儀礼的になってしまい、心のこもらない贈り物ならしない方がましです。しかし、相手を気遣う気持ち、感謝する気持ちはお届けした商品に込められると思います。
今日は亡くなった父の14回目の命日です。父は不器用な人でしたが、人を大切にすることだけは人一倍心掛けていました。お世話になった人、自分を育ててくださった人にはいつも感謝の気持ちを忘れずにいました。そして心ばかりのものを渡していました。
”心ばかり”とは”心許り”と書きます。またその意味は、気持ちのほんの一部だけを表したものであること、とあります。そう考えると、相手にいろいろな思いを品物に託すことは、やはり日本古来からの美しい文化なのですよね。
日本人の美しい心をいつまでも持ち続けたいものです。
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2021年12月02日
おはようございます。暦も師走に入り、今朝も一段と冷え込みました。私は寒さには強い方なのですが、やはり寝起きは辛いですね。ヒートテックを着て、寒さ対策をしっかりとしないといけないですね。
さて昨日、歌舞伎役者で人間国宝の中村吉右衛門さんがお亡くなりになりました。私は歌舞伎のことはよくわからないのですが、吉右衛門さんと言えば、時代劇「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵役で長年出演されていました。私もこの時代劇の大ファンのひとりで、毎回楽しみに観ておりました。
この時代劇の見どころは、単に悪者を成敗するだけではなく、人の情けを実に上手く描写していたと思います。悪人にもわずかな良心が残っており、逆に奉行方にもしたたかな一面があったりします。
そして極めつけは、主人公長谷川平蔵の人間味の豊かさにあると思います。人として、男として、上司として、とにかくカッコイイのです。男が男に惚れてしまうような、吉右衛門さんの重厚な演技に引き込まれていきました。
こんな男に私もなれたらいいのですが。人間味って随所に表れると思います。顔の表情だったり、話し方や立ち振る舞いであったりと。私が思うに、私利私欲があってはならないと思います。そして自分のことよりも、まず相手のことを気遣うことが大切だと思います。そして何の見返りも求めず、困っている人、悩んでいる人のためにどれだけ行動してあげれるか、と言うことだと思います。
世知辛い世の中だと、相手の足元を見たり、いろんな駆け引きをしたりする人も多いと思います。私も、長谷川平蔵役の中村吉右衛門さんのような男に一歩でも近づけるように、今からでも磨きをかけたいと思います。
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