2021年10月31日
こんにちは。今日で10月も終わりですね。今日は衆議院議員選挙と最高裁判所・国民審査の投票日です。毎回投票率の低下が話題になりますが、政治に関心があろうと、なかろうと、投票によって自分の意志表示をすることが大切だと思います。
政治家は選挙期間中だけ、国民に耳障りの良いことばかり言いますが、実現できる根拠もあわせてアピールしていただければいいのにって、いつも思ってしまいます。
国の舵取りは本当に大変です。外交も大切ですし、安全保障も大切です。外交は国民には直接的に関係ないことでも、間接的には複雑に影響を与えています。内政的にもコロナ禍での経済回復は急務の課題です。
いずれにしても、国民が安心・安全で、希望の持てるような政策をしていただきたいですね。
本日は、前回に引き続いて『冬の味だより』のお知らせ⓶と言うことで、カタログの最後に書かせていただいた私の今の思いを紹介させていただきます。
『置かれた場所で咲きなさい。』
タイトルの言葉『置かれた場所で咲きなさい。』は、私が尊敬する渡辺和子さんが執筆した著書の名前です。この本は、私の人生のバイブルと言っても過言ではありません。私は今年の5月31日をもって社長を退き、会長職に就きました。立場が変わって、何かが大きく変わったと言うことはありませんが、今自分が置かれた場所で、精一杯生きていかなければならないと思っています。
私にはこれまでたくさんの人との出会いがありました。自分に足りないところを学ばせてくれる人、心の支えになってくれる人もいれば、逆に一緒にいて疲れてしまう人もいます。でも、せっかくのご縁で出会った人だから、大切にしたいと思うのです。
人間はひとりでは生きていけません。周りのたくさんの人達からの優しい言葉や気遣ってくれる行動に、どれだけ励まされてきたかわかりません。
人生って平坦な道のりではないし、人それぞれいろんなものを背負って生きています。自分だけとか、自分ばかりって思ってしまうと周りが見えなくなります。そんな時には心の持ちようを少しだけ変えることで、今まで見えなかったものが見えてくるのかもしれません。
私はまだ60手前です。これから先もいろんな困難なことが待ち受けていることでしょう。でも置かれた場所で「咲く」努力を続けていれば、必ず乗り越えられると信じています。
令和3年11月吉日
(株)魚伊山陽路
代表取締役 会長原田浩太郎
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2021年10月25日
こんにちは。秋も10月半ばを過ぎた頃から、一気に進んできたようですね。日中の気温もあまり上がらず、体調管理には気を付けたいものです。
さて、弊社お歳暮のカタログ『2021冬の味だより』も只今印刷に取り掛かっており、11月上旬にはお客様のお手元に届くことと思います。
新型コロナウイルスの感染者数も全国的にかなり落ち着きを見せています。そうかといって、一気にコロナ前の生活に戻ることもないでしょう。withコロナの時代に、是非ともみなさまに味わっていただきたい商品を取りそろえ、弊社の商品で穏やかなひと時をお過ごしいただければと思っております。
本日は、表紙と私の御挨拶をご紹介いたします。
ごあいさつ
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大して、二年近くになろうとしています。全世界で何百万人もの人々が亡くなり、また経済活動にも甚大な影響を与えてきました。私が生きているあいだに、まさかこのような疫病に巻き込まれるとは思ってもいませんでした。しかしワクチン接種率の向上や新たな治療薬の開発によって、収束の時期も近いのかもしれません。
これからはwithコロナの時代に突入することは必至で、日常生活も経済活動も今まで以上に創意工夫が求められることと思います。この二年近いコロナ禍の中で、人々は何を感じて、何を学んできたのでしょうか。コロナ禍で失ったものは多かったとは言え、大切な人の命を守るため、自分の命を守るために、どのように生きていかなければならないのかが問われていると思います。
あたり前のように過ごしてきた日常が、実はあたり前でなかったことに気付かされます。言い換えるならば、ひとは一人で生きてきたわけではなく、たくさんの人々の支えによって“生かされている”と言うことです。自分のことを気遣い、心配してくれる人がどれだけ周りにいてくれることか。
本来人間には優しい心、慈悲の心を持ち合わせていると思います。そして昔から家族、友人、近隣同士で支え合ってきたのです。しかしIT時代の昨今では、個人のアイデンティティーが重要視されてしまい、あたかも自分で何でも出来るかのような錯覚に陥ってしまったのです。所詮個人の力なんて微々たるもので、やはり周囲の人からの支えや協力なしには生きていけないのです。
そう考えると、仕事も然りだと思います。当たり前のように仕事をしているようで、実はたくさんの人の協力や支え、そして大切なお客様の存在があるからこそ成り立っていると思うのです。だから仕事をしているのではなく、“仕事をさせてもらっている”と考えた方がいいと思うのです。
生きているのではなくて“生かされている”、仕事をしているのではなくて“仕事をさせてもらっている”と考えると、周りに対して感謝の気持ちも湧いてくるし、また謙虚な気持ちで自分自身を客観的に見ることも出来るのではないでしょうか。
私はこの世に命を授けてくれた両親に感謝しています。これからもいろんな試練が待っているのかもしれません。でも周りのたくさんの人に支えられながら、両親が歩んできた足跡をしっかりと踏みしめて、“生かされている”、“仕事をさせてもらっている”ことを体感しようと思います。そして自分なりの足跡をしっかりと残していこうと思います。
末筆になりましたが。皆様の一年間のご愛顧に感謝申し上げますとともに、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2021年10月15日
こんにちは。10月も半ばとなり、昨日までの暑さは和らいだようです。これから本格的な秋になることでしょう。
非常事態宣言が9月末で解除になって以降、全国的に新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあります。
このまま収束に向かってくれると良いのですが、自粛の反動で人流が活発になって、おまけに行楽の秋を迎えて観光地にはすごい人が押し寄せてきて、第6波の感染拡大に繋がらなければと思います。
昨日衆議院が解散し、世の中は選挙ムードに包まれています。この時期に解散をする大義がどこにあるのかはわかりません。もう少し国会で審議することはあったと思うのですが、与党は感染者が急速に減少しているこの時期に解散をする方が良いと判断したのかもしれません。
今月の31日が投票日のようです。それまでの間、選挙カーでのやかましい活動が続くのかと思うと、正直うんざりしてしまいます。私は政治には関心がありますが、日本の選挙活動にはあまり感心しません。
世襲議員が多いのも気に入りませんが、名前を連呼するばかり、そして敵対する党の非難ばかりで、自分のポリシーや政策はどこにあるのかがわかりません。そして選挙期間中だけ頭を下げて耳障りの良いことを言って、いざ当選すると偉そうにふんずりかえっているような気がしてなりません(-。-)y-゜゜゜
日本では国政選挙にしても、地方の選挙にしても、投票率が諸外国に比べて低いです。投票に行くことは国民の権利なのですが、その権利を執行しない人々が相当数いらっしゃいます。政治に関心がないわけではないけど、投票に行くことより自分の都合を優先する人も多いでしょう。
今の日本の政治や政治家を見ていると、しらけてしまうことがあります。国民本位で活動することが当たり前なのに、どう見ても党や自分の保身のために動いているんじゃないかと思ってしまうこともあります。正直者がバカを見るような世の中では、投票への足も遠のいてしまいますよね。
コロナ禍で困窮している人達がかなりいらっしゃいます。国や地方自治体で支援金や給付金などを分配していますが、その額は国家予算のなかでもかなりのウエイトを占めるのではないでしょうか。そうなるといずれ国民から徴収されるということになります。いわゆる飴と鞭と言うことになるのでしょうが、それは致し方のないことだと思います。肝心なことは、うまい話ばかりをしないで、痛みを伴うことも説明しながら、有権者へ自分の政策を訴えて欲しいのです。
新型コロナウイルスのような疫病は国難に値します。それを乗り越えるには、政治家の緻密で果敢な行動と、国民の理解が必要になってきます。投票と言う国民の権利を無駄にせず、意中の人に投票することで、自分の権利を全うすることが、政治に関心を持つ入り口になると思います。
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