2020年04月15日
こんにちは。先週の土、日は久しぶりの雨模様で、とても肌寒く感じました。沿道の桜の花もすっかり散ってしまい、葉桜となってしまいました。
新型コロナウイルスと言う目に見えない恐怖との闘いの中、いつものように桜を愛でて楽しむこともなく、いつ自分が感染しないかと不安な毎日が続いております。
先日安倍首相が自粛をアピールする動画を配信していました。それも星野源さんの曲に合わせて。正直庶民からはかけ離れた優雅なひと時に見えました(-。-)y-゜゜゜。今日をどうやって生きていこうかと困窮している人もいるのに、あの動画はまるでどこかの裕福なお方の日常の姿であり、庶民の空気が読めない人だなってつくづく思ってしまいました。
私は性格上、外でアクティブに行動するのも苦手だし、外食やショッピングするのもあまり好きではありません。それよりも一人事務所にこもって仕事の事を考えたり、お気に入りの音楽を聴いたりしてひとりの時間を費やすことの方が好きです。だから私にとっては家でおとなしくしていること自体、特にストレスがたまるわけでもなく、ごく自然な日常にすぎません。
誰でも日常の行動を制限されたり、自粛を求められたりするとストレスはたまるものです。でも言い換えれば、何気ないいつもの日常生活が何不自由なく出来ることに対して、ほとんどの人が当たり前に思っているということなのではないでしょうか。必要なものがすぐに手に入り、お金を出せばほとんどの欲望が満たされるのですから、そう感じるのも無理はありませんね。
2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、そして2018年の西日本豪雨では、完全な復興までの道のりはほど遠く、いまだに多くの方が不自由な生活を強いられています。そして被災地での生活は精神的にも肉体的にも厳しいものだと思います。被災地の方の心情は同じ立場の人にしかわからないのかもしれません。
この度の新型コロナウイルスの感染による自粛は、国民みんなに平等に与えられた試練です。それと同時に国民一人ひとりがその試練にどの様に向き合い、どのように乗り越えていくのか試されていると思います。
国や自治体もそれなりの支援はしてくれるでしょうが、何よりも大切なことは今生きていることに感謝して、自分のことだけではなく周囲の人々や地域のことを考えて行動し、共に助け合いながら乗り越えていくことだと思います。
人間って、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ってところがあります。いつの日か新型コロナウイルスの感染が終息したとしても、何気ない日常のありがたさを忘れることなく、色んな人に支えられて生きていることを実感しながら日々通りたいものです。
《END》
2020年04月08日
おはようございます。昨日安倍首相から「緊急事態宣言」が発令されました。遅きに失した感はありますが、東京を含む7府県が対象といえども、その他の地域の人々もこれを機に一層の自粛が求められるのは言うまでもありません。
「緊急事態宣言」と言っても、日本の場合は欧米と違って法的な拘束力があるわけでもなく、従って罰金や刑罰もありません。都市が封鎖されるわけでもなく、交通機関も動いており、移動するにも不自由はありません。
そうした中で一層の自粛が求められることになったことは、言い換えれば日本人一人ひとりの行動にすべてがかかっているとも言えるのではないでしょうか。
こういう時によく”自己責任”が問われますが、本来自己責任とはとても重い言葉だと思います。そして自己責任で負えるものと負えないものとがあり、今回のような新型コロナウイルスの感染に関しては、自己責任では到底負えるものではありません。自分の行動いかんによって感染したり、感染させてしまったりすることが、どれだけの多くの人々に不安と恐怖を与えることになるのか!?
こんな時に楽観的にはなれませんが、自分だけが閉塞感を感じ、ストレスを感じているのではなく、みんな同じ気持ちなんだと思って、自分なりの時間の楽しみ方を見つけて、この状況を乗り切るしかないと思います。
私は日頃から一人の時間を過ごすのが好きです。テレビでお笑い番組や報道番組を観たり、YouTubeでお気に入りの動画を観たりと、普段と何も変わらない一日を過ごしています。そしてそんな普段と変わらない1日を積み重ねているうちに、きっとこの新型コロナウイルスの感染も収束に向かうのではないかと思っています。
自粛と言う言葉は、人それぞれの受けとめ方があると思います。辞書を引くと、自分から進んで行動や態度を慎むとあります。要するに、禁止ではないけど軽はずみな行動をせずに、よく考えて慎重に行動しろってことだと思います。
何もかもが禁止だと、間髪入れず押さえつけられたような感じがしますが、自粛には人に考えてから行動してもらう心のゆとりを与えてくれます。そしてこの心のゆとりが冷静さを取り戻すことにもつながると思うのです。
陽はまた昇り、明けない夜はない。人類は今までにも多くの逆境を乗り越えてきた歴史があります。この度のこともきっと乗り越えられると信じています。
でもでも、注文は自粛しないでほしいな(^。^)y-.。o○
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2020年04月06日
こんにちは。桜前線も徐々に北上しています。地元岡山でもそろそろ満開を迎えるのではないでしょうか。とは言え、ここまで新型コロナウイルスが蔓延して、不要・不急の外出を控えるようにとの要請が出ている中、今までのように花見で宴会ともいかなくなり、それどころかみんな戦々恐々と日々を送っているのではないでしょうか。
世界的に見ると、日本の感染者や死亡者はまだ少ないのかもしれませんが、日に日に感染者も増えており、社会活動も経済活動もマヒしていて、この先いったいどうなるのだろうかと心配でなりません(=_=)。
政府も有識者を交えていろんな議論をしているようですが、もっとスピーディーにかつ大胆な政策を打ち出してもらって、国民に安心感を与えてもらいたいものです。1世帯にマスクを2枚配布するなんて、とても有識者が考えたとも思えないのですが、こんなことよりももっと効果的な政策を期待しています(-。-)y-゜゜゜
東京では学校は5月の連休までお休みだとか、国内の主要産業である自動車業界も工場を閉鎖したりとこの先大恐慌になるのではないかと不安でいっぱいです。
東京で人材派遣の会社を経営している同級生がいるのですが、1日1日自分の出来ることを精一杯するだけだとSNSで投稿していました。
地元岡山でも感染者は10名を超えましたが、東京ではとうとう1日当たり100名を超える事態になりました。田舎に住んでいると切迫感や緊張感が感じられないのも事実ですが、気のゆるみによって感染拡大につながらないことを願っています。
弊社でも贈答品のキャンセル、仕出し料理のキャンセルが先月末より何件も発生しています。それでも注文はそれなりに入ってくるだけありがたいと思っています。仕事が激減したり、まったくなくなったりしている企業も多い中、弊社をご指名してくださるお客様のためにも、精一杯の仕事をさせてもらわなければならないと思っています。
目に見えない恐怖との闘いはまだまだ続きます。一人ひとりが出来ることを精一杯やることが、感染拡大の抑制につながると思います。自分は大丈夫だとか、ストレスがたまるから出かけるとか言わないで、委縮することなく自粛しましょうね(^。^)y-.。o○
《END》