2019年10月26日
こんにちは。10月もあと1週間足らずで終わろうとしています。その割には日中は暖かい日が続いております。20年以上前ならこの時期はもっと厚手の服を着ていたのに、まだワイシャツ1枚でも全然平気で過ごせます。
やはり地球温暖化による影響なのかもしれません。毎週のように台風がやってきて、日本のあちこちで被害が及んでいます。被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
さて11月初旬にお客様へお届けする「冬の味だより」がやっと校了となりました。10月上旬にカメラマンによる商品やイメージ写真の撮影に始まり、私がラフ案をあ~でもない、こ~でもないと長時間にわたって練り上げました。それをカタログのデザイナーへお渡しして、何度もやり取りを重ねてきました。
今回のカタログで私が心掛けたことは、いろいろな召し上がり方の提案です。今までの召し上がり方とは違った召し上がり方を提案することによって、お客様の利用範囲が広がるし、苦手だった方にも喜んでもらえるかもしれないと言う思いで工夫を凝らしました。
この度運送会社さんより値上げの要求をされました。かなりの値上げ幅で、弊社にとってもお客様にとっても痛い話です”(-“”-)”。それでなくても地球温暖化による異常気象の影響で、海産物も果物も仕入れ値は高騰しています。人件費を削減するわけにもいかず、他の経費を可能な限り削って企業努力を重ねてきました。
本当なら値上げをしたいのはやまやまなのですが、送料も上がることとなって、これ以上はお客様に負担をおかけするのが心苦しい思いですし、今回は価格を据え置くこととしました。現状の環境の中、品質を維持することは大変なことです。近い将来やむにやまれぬ思いで値上げをすることになるかもしれませんが、それまではじっと耐えてお客様のご期待にお応えできるように頑張るしかありません。
《END》
2019年10月21日
こんにちは。今日はめっきりと冷え込んでいて、着るものに困ってしまいます。
昨日ラグビーワールドカップ日本VS南アフリカ戦がありました。結局敗れはしましたが日本の闘いぶりは、国民に大きな勇気と感動を与えてくれたことは間違いないです。外国籍のメンバーが多いにもかかわらず、「ONE TEAM」として日本代表の誇りを強く持っていました。前回大会で果たせなかったベスト8入りを目指し、厳しい練習を積み重ねて自信を深めていき、本番でがむしゃらに闘う姿には、誰もが心を打たれたのではないでしょうか。
先月私は体のメンテナンスに行ってまいりました。毎年秋の恒例行事となっていますが、胃カメラ、大腸検査、肺のCT、エコー、血液検査を行ってきました。
結果的に何事も無く安心していますが、小心者の私は内心ドキドキしながら受けております(-。-)y-゜゜゜もしものことがあったらどうしよう!?と思うのは、自分の身体のことだけではなく、会社のことを案じてしまうからなんですけど。
普段あたり前のように生活をしていると、健康のありがたさに対して疎くなってしまっています。若い時のように暴飲暴食をしたり、不摂生な生活などはもうこの歳ではすることはありませんが、たばこだけは止められずにきています。そして経営の仕事は何かと気を使うことばかりで、精神的にもかなりしんどいです。そんな中、やはり自分の健康管理は自分でしなければならず、それも経営者としての務めだと思っています。
世の中には肉体的、精神的を含め、いろんなハンディキャップを持っている方がいます。そしてそんな境遇であっても前向きに生きている人も多いです。いろんな不自由さを感じながらも、ハンディキャップがあることを出来ない理由にしないで、明るく生きています。
私はハンディキャップがある人に対して偏見や差別はしないのですが、自分に何かのハンディキャップがあったらどうする!?って考えると、やはり頭の中が混乱してしまいます。今まで何不自由なく、あたり前のように生きていること自体にもっと感謝したり、今まで自分がやってきたことを振り返って見なければならないと思うのです。
ちょっとしたことに不平、不満を持つことなど恥ずかしいと思うし、もっと器の大きな人間になって、何事にも喜んで通れたなら、今以上に良い人生になるんじゃないかと思います。
《END》
2019年10月16日
こんにちは。今日も朝は冷えたものの、昼間はポカポカ陽気で昼寝をするにはちょうどいいかもしれませんね(-_-)zzz
ラグビーワールドカップが日本で開催されていますが、日本は前回の雪辱を果たして見事ベスト8に入って、決勝トーナメントに進出しました。世界の強敵と互角に渡り合い、前回で南アフリカに勝利したこともまぐれではなく、実力だったことを証明してくれました。
ラグビーを漢字で表記すると”闘球”となるらしいです。まさに肉体と肉体を闘わせる激しいスポーツです。日本のチームは「ONE TEAM」のスローガンのもと、スタッフや控の選手を含めて全員で闘ってきたのがよくわかりました。前回のワールドカップ以降いろんなものを犠牲にして、フィジカル面やスピード力、戦略面を必死に磨いてきたのでしょう。優勝候補と言われるチームにも堂々と向かっていき、相手を上回る運動量で圧倒していました。
ラグビーの良いところは”ノーサイド”です。試合終了のホイッスルが鳴ると”ノーサイド”となり、たとえ試合中にラフなプレーで感情的になったとしても、”ノーサイド”の合図の後は、勝っても負けてもお互いの健闘を称え合うのです。試合そのものは激しいタックルやラフなプレーも多いのですが、試合が終わると本当に紳士的なスポーツなんだと感じました。
日常生活の中で、いつまでも恨んでいたり、根に持つ人は多いですよね。中には”江戸の敵を長崎で討つ”ようなタイプ人もいますからね(-。-)y-゜゜゜
私はどちらかと言えばあまり気にしないと言うか、時間が経てば忘れてしまいます。男として常に紳士でありたいし、ゴタゴタしたことに巻き込まれたくはないです。いつも穏やかに、そろりそろりとしているのが自分らしいと思っています(#^^#)
いよいよ20日には南アフリカ戦です。ベスト4をかけての激しい闘いになると思いますが、桜を付けた勇者たちの活躍を期待したいものです。台風19号でたくさんの方々が被災され、日本中が重苦しい雰囲気に包まれています。どうか勝利をおさめて、日本中を明るい話題で包んで欲しいです。
《END》
2019年10月14日
こんにちは。10月も中旬になると朝晩はめっきりと冷えてきたのですが、日中は相変わらず30℃近くあります。おかげで今年は松茸の生育状況が悪く、弊社も予約注文はいただいているにも関わらず、仕入れが全くできない状態にあります。
先日の台風19号では東日本に甚大な被害が及びました、被災した皆様には心よりお見舞いを申し上げます。気象庁からたびたび記者会見が開かれ、注意喚起がなされていたのでしょうが、またしても自然の猛威は人間の想像をはるかに超えるようなものでした。
人間の行動は今までの経験や体験に基づくものですが、自然の猛威はもはやそのようなものなど役に立たなくなってきました。それどころか経験や体験が逆に避難行動や災害への意識を惑わせているともいえるのではないでしょうか。
命には代えられないのだから、迅速にかつ安全が確実に確保できる場所への避難が最優先されるのだと思います。自分の命は自分で守らなければならないのですが、人工的に作った建物やインフラ関係の被害はどうすることもできません。建物なら耐震性の基準もあるでしょうが、堤防などにはどこまでの洪水で決壊するかなどの基準がないのかもしれません。
昨年の西日本豪雨の体験がまだまだ活かされなかったことは本当に残念ですが、国には防衛費に何兆円もかける前に、目の前の国民の安心、安全に繋がるようなインフラ整備とか、防災関係にお金をかけるべきだと思います。
アメリカに良い顔ばかりしている間に、多くの国民や国土が悲惨な目に遭っている現実をしっかりと受け止めるべきだと思います。
地球の温暖化も影響していますが、そもそも日本は諸外国と違って四方を海で囲まれています。その上火山も多いし、地震や津波の起きる確率は圧倒的に高いはずです。そんな条件の中で我々は生きていかなくてはならないのだから、それなりの覚悟を持って、時間とお金をかけてでも万全に近い対策をとらなければならないと思います。
《END》
2019年10月13日
こんにちは。今年は本当に台風の多い年です。地球温暖化がもたらす異常気象による被害は世界中に及び、日本の各地にも甚大な被害をもたらしています。もはや安心・安全に暮らせるところはなくなってきました。一人ひとりが防災意識を強く持って、地域がひとつになって助け合っていかなくてはならない状況です。
この時期私は冬のカタログの原稿に追われております。いつもながらお尻に火が着いておりますが、それでも秋の夜長にお気に入りの音楽を聴きながら、いろんな妄想をしながら没頭しているこの時間がたまらなく好きなのです(^^)
今日はカタログの冒頭に書かせてもらっている「ごあいさつ」を一足早くご紹介させていただきます。
ごあいさつ~ 新しい時代の幕明けに思う~(縦書きで)
「令和」の時代が幕を明けて半年が経ちました。相変わらず地球温暖化の影響で異常気象は続き、日本はもとより世界のあちこちで被害が及んでいます。弊社の仕入れにも深刻な影響を及ぼしています。
9月に国連本部で16歳の環境活動家が演説した内容は、世界中に大きな波紋を広げました。長年に渡って世界中で自国の繁栄のために経済や防衛力で競っている間に、だんだんと温暖化の問題が深刻化していったのは事実です。今の日本を見ても、何を優先順位にしてきたかがわかると思います。環境問題、教育問題、少子高齢化問題など、後回しにしてきた課題がまったなしの緊急事態になってきています。
弊社にも諸問題は山積しております。祖父や父の時代には経験しなかったようなことも、時代の波と共に避けては通れないこととしておきてきています。ただ先代達が経験してきた苦労は無駄にしてはならないし、商売への熱い思いは決して失ってはいけないと思っています。
私が会社に入って間もない頃、祖父に「魚伊」にはどんな意味があるのかと尋ねたことがあります。
祖父は、「魚伊」の“伊”はいろはの“伊”、いの一番の“伊”だと教えてくれました。つまり“魚”への思いは、どんな時も、誰よりも一番でありたい。と言う思いが込められているのだと感じました。
よく“顧客第一主義”とか“顧客満足度”と言われます。それはとりもなおさずお客様に品質の高い商品やサービスを提供する意味なのかもしれません。しかしこれからの時代は、もっと包括的に商品とサービスを捉えて、お客様と共にいかにして価値を創造できるかを考えていかなくてはいけないのではないかと思っています。つまり商品には最初から価値があると考えるのではなくて、お客様が商品を利用することでどんな価値(使用価値、経験価値)が生まれるのかを考えなくてはいけないのだと思います。商品の価値はお客様によって異なります。本当の意味でお客様に寄り添ったサービスや商品の提供が出来るように、私を含め社員一丸となって、この新しい時代もお客様と共に歩んで行けたらと思います。
末筆になりましたが、皆様の一年間のご愛顧に感謝申し上げますとともに、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
令和元年十一月吉日
(株)魚伊山陽路
三代目社長 原田 浩太郎
《END》