2019年04月30日
今日でとうとう平成の時代も終わりです。天皇陛下は象徴として、どんな時でも国民に寄り添い、国の平和と国民の安寧を案じられてきました。お務めをお終われても、その姿勢に変わることはないでしょう。
来る「令和」の時代も、我が国が平和で安心して暮らせる世の中であってほしいものです。
私は平成と言う時代に社会人として、経営者として成長させてもらいました。おとなしく、無口な性格なためにいろんな壁にぶつかりました。自分の成長は自分だけで出来るものではありません。営業先のお客様、JC時代に出会った友人たちから数多くのことを学びました。
楽しいことよりも苦しいことや、挫折感を味わうことの方が多かったと思います。20代、30代、40代、50代に渡って平成の時代を生きてきましたが、未熟者で足りないところがいっぱいある私は、時には仕事に対して気が重くなったり、やる気が出なくなったり、不安でいっぱいになったりしましたが、それでもなんとかこれまでやってこられたのも、周囲のいろんな方からの励ましの言葉や支えがあったからだと思います。
私が生きていく上でいつも心掛けていることは、「謙虚な心」と「感謝の心」です。それはどんな人に対しても同じです。今自分か生かしてもらえているのも周りの方々のお蔭ですから、自分がいくつになっても、どんな立場の人間になっても、その気持ちだけは忘れないように生きていこうと思います。
「令和」と言う時代がどんな時代になるかわかりませんが、商売をさせていただいている以上、社会へ何かしらの恩返しはしていかなければならないだろうし、これからも仕事を通じてお客様に喜んでもらうことはもちろん、自分をもっと高めていかなければならないと思っています。
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2019年04月24日
おはようございます。あと1週間足らずで平成も終わり、新しい元号の「令和」が始まります。昭和から平成に変わった時と違って、この度は天皇陛下が存命のまま皇位継承されることになって、お祝いのムードがいっぱいですね。そして平成の時代を音楽や事件で振り返るような番組もたくさん放映されています。
さて、4月20日、21日と地元の菊池酒造さんが開催した”新酒祭り”のイベントに、今年も参加してまいりました。当日は天候にも恵まれ、県内外からたくさんのお客様がお見えになりました。新酒の利き酒や酒粕のつかみ取り、蔵の中のコンサートなど様々な催し物がありました。弊社を含めて10社ほどの業者さんがいろんな商品を出店して、会場を盛り上げました。
6年前に菊池酒造さんが初めて”新酒祭り”を開催されて以来、毎年参加させていただいていますが、私はこうしたイベントで儲けることを第一に考えているわけではありません。もちろんこうしたイベントで販売することを生業にしている業者さんもいらっしゃるのですが、私の考えは弊社の商品を少しでも多くの方に知ってもらうことが第一だと思っています。今までに弊社の存在すら知らなかった方もいらっしゃいますし、同じようなものでも弊社のものを試食して、あらためてその美味しさに感動してくれた方もいらっしゃいます。
二日間に渡って従業員を派遣することも大変ですし、どれだけ売れるかわからない物を予測して作っていくのも大変です。しかしどれだけ売れようが、対面でお客様と接客することの大切さ、これに尽きると思います。お客様との会話の中で、弊社の商品もPRできますし、コミュニケーションも図れて馴染みも出来るのではないでしょうか。
その場限りにものが売れても仕方ありません。買って下さったお客様との出会いを大切にして、少しでも長いお付き合いが出来るように、これからも頑張らないと。
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2019年04月17日
こんにちは。日に日に桜の花も散っていき、車で走っていても桜の花びらがひらひら舞っていたり、吹雪のように飛ばされているのが見れて、これもまた風情があるなって思いまいた。
自社サイトオープンと同時に、この”社長のつぶやき日記”のブログを記すようになったのですが、この7月で5年が経とうとしています。回数も300回を超えていて、続けることの大変さと大切さを同時に感じております。
自社サイトと開設して以来、私なりにいろんなことを試してきました。その中には結果が付いてこなかったり、従業員から賛同を得られなかったこともありましたが、私の信念としてやる前から心配するよりは、とにかく思ったことを実行に移す方がベターだと思ってやってきました。
自分に自信があったわけでもなく、自分がやってきたことに満足をしているわけでもありません。ただただ自分の立場がそうさせてきたと言うのが本音ではないでしょうか。
売上を増やすことよりも、既存のお客様や新規のお客様との結びつきを、どのようにして堅持していかなければならないか、と言うことだけを考えていました。プライベートな時間などほとんどありませんでしたが、お客様へアプローチをする企画や文章などを考えることは、ひとつも苦痛に感じたことはありません。
弊社のお客様の大半は10年、20年のお付き合いをしていて、中には50年以上のお付き合いをしている方もいらっしゃいます。
長年お付き合いをしていても、長年かけて積み重ねてきた信頼が失われる時は、ほんの些細な一言だったり、不注意だったりします。そしてそれは一瞬のうちに失われてしまいます。そう考えると、信頼ってはかないものかもしれませんね。
でもはかないからこそ、一層お客様と真摯に向き合っていかなければならないし、もっともっと誠実に対応できるように自分自身を律しなければならないと思うのです。信頼はお客様との間だけではなく、生きていく中でいろんな人間関係を保つ上でも大切なことですからね。
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2019年04月11日
おはようございます。4月も10日が経ち、桜の花も少しばかりほころび始めました。毎年のことながらゆっくりと花見をする時間もなく、満開に咲いた桜並木の景色を車窓から眺めて感動していたのでした。
昨晩のテレビの速報で、某大臣が失言により辞任したと伝えていました。度重なる失言によって大臣としての資質を問われていましたが、そのたびに任命権者である総理大臣からかばってもらっていました。しかし今回ばかりはかばいきれなかったようです。
人には誰しも足りないところがあると思うのですが、それを劣等感として感じる人と感じない人とではずいぶん違うと思うのです。
劣等感として感じる人は謙虚になれると思いますが、劣等感として感じない人は無意識のうちに横柄な態度になってしまいます。地位や権力のある人,立場が上の人に限ってこのような傾向があるのではないでしょうか。
私は常々人として、男として、経営者としてどうあるべきかを意識しながら生きております。こうしたことをいつも意識しながら生きていくのは、とても苦しいしプレッシャーも感じています。でもそんな中で私の足りないところはたくさんあると思っており、こうした足りないところを劣等感として感じているから、その都度自分なりに思いを巡らしたり、創造していく努力を忘れないように心掛けていられると思います。
劣等感を素直に感じて自分に受け入れることは大切だと思います。それが出来ないと今回の某大臣のように、同じ過ちを繰り返したり、客観的に物事が見られなくなり、人の痛みもわからなくなるのだと思います。
いい年をとって自分の足りないところを劣等感と感じることは、まったく恥ずかしいことだとは思いません。それよりも自分の足りないところを認めず、変にプライドを持つことの方が人として醜い姿だと思います。
私は劣等感を素直に受け入れて、少しでも改善できるように自分なりの努力を積み重ねていく人生をこれからも歩みたいと思うのです。
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