2018年12月29日
こんばんは。今年もあと2日となりました。明日はいよいよおせちの出荷です。昨日、今日と準備にてんてこ舞い状態でしたが、なんとか本番までの準備が整ったようです。
長年季節の贈り物の商売をしていると、1年があっという間に過ぎてしまうのですが、それと同時にお盆とかお正月をゆっくりと過ごすと言う感覚にどうしてもなれないのです。
子供の頃から両親は大晦日まで働き、お正月と言えば決まって寝正月でした。そんな生活習慣のなかで育ち、また自分が会社の経営に携わるようになってからは、世間でお盆だのお正月だのと言っても、なかなかそんな気分になれないのです。ただただ何にも考えず、1日中家でのんびりと過ごせれば、それが私には一番至福の時かもしれません。しかしながら、そんな日は1年を通してほとんどないのです(-。-)y-゜゜゜
今年も色んなことがありました。毎年12月に一年を漢字一文字で表すイベントがありますが、今年の漢字は「災」でした。まさに日本各地に地震、豪雨、台風などで大きな災害があった一年でした。四方を海に囲まれ、また火山国でもある日本の宿命なのかもしれません。しかし幾度となく災害の度に助け合ってきた国民性だけは、これからも変わることはないと思います。被災した方々の心の痛みはなかなか癒えるものではあありませんが、わずかながらでも、そんな方々へ心を寄り添っていてあげたいと思うのです。
あと二日で今年も終わろうとしています。そして来年の5月から新しい元号に変わります。思い起こせば30年前に昭和から「平成」に変わりました。30年前と言えば、バブルの真っただ中でした。私自身、当時は何も実感がなかったのですが、振り返ればそれから数年間は会社の売り上げも右肩上がりでした!
その後バブルがはじけて、デフレスパイラルの余波はいまだに続いている感じです。しかしながら大手企業は軒並み業績を伸ばし、ベースアップも過去最高になっていますが、零細企業の弊社にはまだまだ縁遠い話です。
新しい元号になり、10月には消費税も10%になりますが、弊社にもわずかな追い風が吹いてくれることを願っています。
しかしどんなにITやAIが主流の時代になっても、それを駆使する人間の心だけは温かいものであって欲しいものです。そして世の中が平和で、人々も愛に溢れることを願って今年最後のブログとします(^^)v
今年もありがとうございました。
《END》
2018年12月24日
おはようございます。今年も残り1週間となりました。昨日は冬至だったのですが、相変わらずバタバタとしており、煩雑さの中では冬至を実感する心のゆとりも持てない状態でした。本来ならゆっくりとゆず風呂にでも入って、一日の疲れを癒したいところですが、さっさと風呂を済ませて翌日に備えて早々に寝たのでした(-_-)zzz
さて昨日天皇陛下のお誕生日にあたってのお言葉がありました。在任中最後のお言葉でした。日本国の象徴としてのお立場で、いつも国民の心に寄り添って生きてこられたことに対して、本当に有難く思います。敗戦国の象徴としてどのように生きてこられたか、この30年間の思いは国民にしっかりと伝わったと思います。
皇太子時代には自ら戦争を体験され、国民がどん底から這い上がり、戦後復興していく姿を見守ってこられました。また大きな災害が起こるたびに被災地へ足を運ばれ、被災者の方々を見舞われました。いつも平和を願い、国民のことを案じてくださる姿に私もどれほど励まされたかしれません。
仕事の方もこれからがラストスパートです。おせちも早々に完売しており、30日の早朝より出荷が始まります。年内の最終便の出荷も例年通りにたくさんあります。これからバタバタと慌ただしい日々が続きますが、最後の最後まで気を引き締めて、健康で無事に終わることを願うばかりです。
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2018年12月15日
こんにちは。
昨日は父の命日でした。朝一で母とお墓詣りをして、綺麗なお花をお供えしてきました。もう11年になります。11年前の朝に亡くなったのですが、私は仕事で死に目に会うことが出来ず、母からの電話で知ることになりました。父が亡くなる5年前に癌の宣告を受け、その年から私は父から社長を受け継ぐことになりました。
年末の忙しい時期になると父の在りし日のことを思い出します。父の頭の中は100%と言っていいくらい、仕事のことばかりでした。入院していてる時でも仕事の事が気になって、度々会社へ電話をしてくるありさまでした。
私は父ほどストイックにはなれません。仕事への情熱はあるのですが、自分の時間も大切にしたいのです。ライオンズクラブの会合では、仲間とふれあう時間は好きですし、ボランティア活動はやりがいがありますし、YouTubeでお気に入りの音楽を聴いている時は、頭の中はほとんど空っぽです。
お墓参りに行くといつも思うのですが、父は今の私をそして会社をどう思っているのかなと。私なりに努力をしているつもりですが、父から見るときっと歯がゆいところもあるのだと思います。社長としての資質は父の足元にも及ばないと思っていますが、父より勝っているところも私にはあると思っています。
人間だから良いところもあれば、悪いところもあります。だから父の良いところは見習うようにして、自分なりのセンスで仕事に取り組むようにしています。
時代とともにお客様の価値観、ニーズも多様化してきました。贈り物と言う日本特有の文化もなくならないまでも、次第に薄れていってしまっているのは実感しています。そんな中で、従来のお客様を維持することも大変ですし、新規のお客様を獲得することはもっと大変です。
いずれにしても、お客様本位でもの造りをしなければならないし、営業も電話での対応も今まで以上にきめ細かにしないと、生き残れな時代であることは明白です。
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2018年12月10日
こんにちは。師走に入って10日が経ちました。最近になってやっと冬らしい気候になりましたが、長期予報では暖冬のようですね。
お歳暮商戦もいよいよ本番に入り、これから2週間くらいがピークになります。弊社の商品は会社の規模にしては取り扱いアイテム数が多くて、製造するにしても量目や資材など様々で、間違いのないようにするのが大変です。
限られた人員で対応しているので、繁忙期になるとてんてこ舞い状態になります。事務側から出された出荷予定表には事細かな指示が書かれています。商品名、価格、内容量、のし、包装形態、配達希望日、常温か冷蔵かなどです。ほとんどの商品が進物用なので、間違いは絶対にあってはならないのです!
この時期はこうした緊張感との戦いでもあります。
年間で一番の稼ぎ時でもありますが、別の言い方をすると年間で一番気を張って仕事をしなければならない時期でもあります。「忙しい」とは心がないと書きます。心がなくなると注意が散漫になったり、心が乱れたりします。そのことがちょっとしたミスに繋がったり、従業員同士の中で不協和音が生まれたりします。こういう時こそ心をなくさず、心を仕事だけに集中させてミスのないように心掛けたいものです。
毎年この時期になると、1年が早いなって思います。それは私のみならず、一緒に働いている従業員の方も同じように感じています。歳をとったせいかもしれませんが、仕事柄毎年同じ時期に同じような忙しさをしていると、もうこの時期が来たんだと思うのです。
繁忙期を迎え、従業員の方が病気やけがをせず、そして100%お客様のご要望にお応えすることが出来るよう願うばかりです。
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