2018年10月26日
こんにちは。10月もあと1週間足らずとなりました。昼間こそぽかぽか陽気ですが、朝晩とめっきり冷え込むようになり、もう季節は晩秋に入っている感じです。明日、明後日と地元で一番賑やかな秋祭りがあります。毎年お祭り用のオードブルやちらし寿司のご注文をいただいており、今日から準備で忙しくしております。
私は性格的に人が大勢いて、賑やかな行事・イベントが苦手です。だからお祭りも、花火大会も行きたくありません。一人の時間が好きで、特に今頃の秋の夜長は最高です。一人でBGMを聴きながら、仕事の事をあれこれと考えていると、あっという間に時間が流れていきます。
今日ネットニュースで、「地方スイーツの衰退」という記事が載っていました。今やコンビニのスイーツのクオリティの高さは半端ないです!スイーツブームはいつの時代にも品をかえて訪れてはいますが、結局一過性のものが殆どです。街の小さなスーツ店にしても、デパートや量販店のスイーツにしても苦戦を強いられているのが現状です。そして最近神戸にある老舗の”モンブラン”という有名な会社が自己破産の申請をしました。神戸にはモロゾフやユーハイムなど有名な洋菓子店がたくさんあります。そして生き残っている会社の多くは東京に進出しています。昔から神戸と言えば洋菓子のイメージが強かったのですが、いろいろな理由で老舗といえどもスイーツの業界も大変なようです。
大きな原因のひとつに、ライフスタイルの変化があると思います。和菓子・洋菓子のスイーツと言えば、家庭を訪問するする際の手土産として欠かせなかったし、お祝い事のイベントにも欠かせないアイテムでした。また賞味期限の長いものなどは、贈り物としても人気がありました。
しかし、ライフスタイルが多様化したために、このような習慣も次第に減っていったのかもしれません。今や大手コンビニのスイーツはどこも本当に力を入れているのがわかります。定期的に新商品が開発され、欲しいものが1個だけでも手軽に買えるのも、今時のライフスタイルにマッチしていると思います。そして今やスマホでいろんな情報を得て、あらゆるスイーツのジャンルから商品を選ぶことが出来ます。
弊社のような”贈り物”を生業としている会社も、他人ごととは思えない状況にあります。かつてのスイーツ業界と同様に、手土産として、贈り物として利用されるお客様が年々減ってきていることは否めません。
弊社も数年前からお客様を飽きさせないように、またお中元・お歳暮のような堅苦しい習慣にこだわらず、もっとラフでカジュアルな商品を提供できるように、いろいろと商品開発を進めてまいりました。
「天然穴子の押し寿司」は人気商品になりましたし、今年の春から始めた「魚伊の推しメシ」シリーズも、レンジで温めるだけで簡単に食べれることがウケて、じわじわと人気が出ております。
日本の伝統的な”贈り物”の文化が衰退することは誠に寂しいことです。しかし全くなくなるわけでもないし、その時代のライフスタイルに合ったものづくりを心掛けなければ、これから先取り残されてしまうことだけは確かです。新しいことを手掛けることは大変ですが、過去の栄光とか実績にいつまでもとらわれて、大きなものを失ってはおしまいですからね。
《END》
2018年10月23日
こんにちは。今日は昼から雨模様で、気温も上がらず肌寒い一日です。一雨ごとに秋も深まっていくのでしょうね。紅葉には少し早いのかもしれませんが、これからは寒暖の差も大きくなって、北の方から少しずつ紅葉も見頃になるのだと思います。
先月上旬に企画した「秋の味だより」も無事終了し、多くのお客様からご注文をいただきました。本当にありがたく思っております(*^^*) やはりお中元やお歳暮と違って、お買い求め易い価格の商品を中心に企画していることや、5,400円以上の買い物で送料が半額になることが、お客様からのご支持をいただいているのだと思います。
私も経営者である前に、一人の消費者であります。消費者目線で企画することは不可欠であり、これがまた一番難しいところでもあります。
どうしても作る側として、経営する側としてものを考えてしまいがちです。自分が何かを買い物する場合、自分がどこかで食事をする場合、お店に何を求めるのかを突き詰めて考えなくてはなりません。
お金を払った代償にお客様が何を求めるのか?自分だったら何を求めるのか?商品の品質そのものが問われるのは当然だと思いますが、それ以外の付加価値をどのように発信するかが重要なのです。
来月早々にお届けするお歳暮カタログ『冬の味だより』の作成も佳境に入ってまいりました。商品よっては原料不足によって仕入れが困難なものも生じておりますが、出来る限りお客様のニーズにお応えできるよう、またお届け先のお客様から喜んでいただけるような企画になったかと思っております。
4,5年前から弊社では商品の中に、お客様アンケートを同封しています。そして毎月数名の方から回答をいただいております。お客様の生の声を聞くことが出来て、非常にありがたいと思っています。良いことばかりではなく、時には厳しいご意見をくださる方もいらっしゃいます。
弊社が今日まで商売をさせていただいているのは、こうしたお客様一人ひとりのお支えがあってのことだと思っています。どのような意見にも真摯に耳を傾けて、今後の品質管理や商品企画に生かせていくつもりです。
商売って一方通行では成り立ちません。どんな時代になっても、お客様とどのように繋がっていくべきかを常に意識していなければならないと思います。
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2018年10月17日
こんにちは。今日もぽかぽか陽気で、お昼ご飯を食べた後のデスクワークは、まことに眠いのです 「春眠暁を覚えず」と言いますが、年がら年中こんな感じです(-。-)y-゜゜゜
私は生まれつきののんびり屋で、マイペースなところがあります。だから、”期限”とか”締め切り”とかある仕事があると、いつもお尻に火がつかないと動けないし、ギリギリまでかかってしまいます。今まさにそんな状況に追い込まれています!お歳暮用のカタログの原案を考えている真っ最中なのです。
詳細まで考えるので、デザイン料は安くてすむのですが、なけなしの能力を発揮するのも大変なのです。
先週、おせちの写真撮影を無事に終えました。あとの商品については、今まで撮影した写真の中から私なりに選んでいます。
一番大変なことは言葉、文言など、どのようにすればお客様に弊社の商品の良さが伝わるか、また会社や経営者である私の思いが伝わるかを考えることです。毎回新商品を出すわけでもないから、だいたい商品アイテムは同じなわけです。だからマンネリ化しないように、お客様を飽きさせないようにすることを第一に考えております。
国語が苦手で、人前で話すのも苦手で、文章を書くのも苦手でした。そんな私が良いことも悪いことも含めて、たくさん場数を踏んできたおかげもあり、そして4年前から始めたブログで、すでに300回を超える投稿をしてきたこともあって、その苦手意識も少しは解消されつつあります。
また、メディアなどの記事を読む際には、いつもアンテナを張って意識しながら読むようにしています。そこには自分の心に響くような言葉や表現に出くわすこともあります。そうするとスマホにメモ書きしておくことにしています。すぐにメモ書き出来ないこともあります。そうすると半日も経てば、頭の中から記憶が薄れてしまって思い出せないこともしばしばです(=_=)
歳と共に記憶力も鈍ります。昨日食べたおかずを思い出せないこともしばしばです。老化して衰えることは仕方のないことですが、歳をとっても仕事に対する感性だけは衰えたくないですね(*^^*)
さあ、あとひと踏ん張り頑張ろうっと。
《END》
2018年10月16日
こんばんは。10月も半ばを過ぎ、秋本番となりました。少し前まで、キンモクセイのいい香りが風と共に漂ってきていました。キンモクセイが匂う頃は、松茸の収穫の時期にもなります。毎年松茸を注文してくださるお客様から今年も注文が入り、先週無事に出荷することが出来ました(*^^)v
今日、ネットのニュースで都道府県の人気ランキングが出ていました。我が岡山県はなんと34位です”(-“”-)”
北海道、京都、東京は相変わらずの人気で、毎年のビッグ3は不動のようです。このビッグ3はその名前だけでブランドになります。やはりそれぞれに来た者を魅了する街には違いないです。
岡山と言えば......!?まだ訪れたことのない人に、岡山の魅力を説明するのも一苦労だと思います。県知事自ら先頭に立ってPR活動に励んでいるのですが、なかなか浸透するまでには至っていないんでしょうね。
後楽園、美観地区、鷲羽山、蒜山....それぞれの観光スポットには魅力があるのですが、その近隣にはなんにもない状態です。
やはり、せめて半日くらいかけて楽しめるところでないとダメだと思います。美観地区を散策して、すぐに瀬戸大橋が渡れて、渡った先にすぐ鷲羽山のようなスポットがあれば、言うことなしなんですがね。
それに岡山は果物王国で、白桃やマスカットなど果物が美味しいところなんですが、普通にお食事する際に、岡山に来たらこれを食べたい!ってものがないんじゃないかと思います。
例えば倉敷市児島は、日本のジーンズの発祥の地でもあり、また有名な学生服メーカーもたくさんあります。私が思うに、歴史と文化と産業が上手く融合した観光地になれば、飽きの来ない魅力ある観光地になるのではないでしょうか。
日本は国を挙げて観光立国を目指しています。そして今では海外から年間数千万人もの方々が日本を訪れるようになりました。国策としては成功しているのかもしれませんが、訪れている場所には格差があるのも現実です。
もっともっとmade in okayamaの素晴らしさををPRしなくてはならないですね!
2018年10月01日
こんにちは。台風24号の襲来もありましたが、地元ではそれほど被害もなく、ホッとしております。夏以降、豪雨、台風、地震と自然の猛威が頻繁に襲ってきて、その都度不安な気持ちになります。7月の西日本豪雨で甚大な被害に遭ったばかりの被災者の方からすれば、生きた心地がしないのではないでしょうか!?
世の中にはいろんなタイプの人間がいます。自分と同じ性格、価値観の人ばかりではありません。自分に無いもの、自分に足りないものを持っている人に対して、尊敬の念を抱いていたり、そこから学ぼうとする気持ちがあれば成長もするのだと思います。
しかし、逆に気が合わない人間だと思って、相手のことを否定して、思いのままをズげズげと言っている人を見ると、なんだか可愛そうに思えてきます。
そういう人に限って、周りから気を使ってもらっていることに気付かず、無意識のうちに自分に与えてもらうことばかりを考えているんだと思います。仮に誰かから物とか、気遣った気持ちを与えてもらったとしても、そういう人ってきっと心が満たされるってことがないんだと思います。いつも愚痴や不満を口にしていると、永遠に心が満たされることはないし、少しのことでも喜べない寂しい人生になると思います。
そうではなくて、いつも人に対して優しい言葉をかけてあげたり、大切な人だと思って接することができたなら、人から何も与えてもらわなくてもきっと心は満たされて、楽しい人生が送れるのではないかと思います。
人が苦しんでいる時、どん底に落ち込んでいる時に優しい言葉や慈悲深い言葉をかけてあげるのは当然ですが、普段の何気ない日常の中でも、こうしたことが自然に出来ると周りを穏やかにしてくれたり、笑顔にもなれます。そして自分の喜びにもつながり、自分の存在意義にもなるのだと思います。
《END》