2016年12月30日
こんばんは。今年もあと1日とわずかになりました。今日は仕出し料理はすべてお断りをして、「おせち」を早朝より作りました。従業員の方には4時に来ていただき、夕方にはなんとか受注の200個を出荷することが出来ました。
例年ですと12月の中旬ころまで予約はいっぱいにならなかったのですが、今年はお蔭さまで早い段階で200個の注文を頂くことができました。だから当日までに原料や資材の仕入れなども余裕をもってすることができ、準備万端で臨むことが出来ました。しかしながら、たくさんの方々にお断りをしなければならないこととなり、本当に心を痛めることになりました(+_+)
今の弊社の生産能力から言えば200個が限界であり、それ以上となると早めに作っておいて、冷凍便で出荷することとなります。大量生産をする大手企業はだいたい冷凍便で送るようにしていますが、せっかく鮮度の良い材料やこだわった材料を使って調理しても、一度冷凍にしたものを自然解凍をしてしまうと、食感が変わらないものもあれば、食感が変わってしまうものもでてきます。それに風味も損なってしまいますからね。
やはり冷凍便で送るとなると、弊社のこだわりのおせちには向いていないかなって思うのです。
カタログやネットの写真にはしずる感が溢れているものをよく見かけます。選ぶ時にはやはり美味しそうな写真に目がいってしまいますよね!弊社の写真もプロのカメラマンに撮影してもらっていて、よだれが思わず出てきそうな写真をいっぱい撮っています(#^^#)
まず視覚から入っていくのは当然の事なのかもしれませんが、届いたものとのギャップがあったり、食べてみたらガッカリってことはよく聞く話です。
有名料亭だから間違いない、有名な料理人が監修したから間違いない、価格が高いから間違いないってことが言えない時代です!
そんな時代だからこそ、真面目な商売、真面目な物作りが求められてくるのだと思います。弊社は宣伝広告費にもそれほど経費をかけれません。人材も限られた人数できりもりしています。設備も老朽化しています。だけど、お客様に喜んでいただきたいという熱い思いだけは忘れず、日々真面目な物作りに励んでいます。
今年もいろいろとあった年でしたが、周りの皆様に支えられてなんとか頑張ってこれました。来年は新生「魚伊」を目指して、今以上に飛躍した年にしていきたいと思っております。
今回のブログで200回目となりました。あしかけ2年半の間に様々なことがあり、その都度私の思いを拙い文章にしてきました。これからも私のありのままの思いを綴りますので、ご拝読のほどよろしくお願いします。
それではよいお年を!(^_-)-☆
《END》
2016年12月20日
こんばんは。この前12月に入ったかと思えば、もう今日は20日。残り10日余りだなんて( ゚Д゚)!
毎年のことながら、弊社は31日まで休みなしで営業しています。従業員の方もお正月の準備もあることでしょうが、毎年大晦日の午前中まで働いてくれます。本当に頭が下がる思いです。最後まで気を抜かずに、風邪をひかぬように頑張らないとね(-。-)y-゜゜゜
さて、毎年恒例の一年間の世相を表す漢字一文字が発表されました。大方の予想通りに「金」という文字でしたね(*^^)v オリンピックが開催され、日本選手の金メダルラッシュが決め手だったのでしょう。納得です!(^^)!
私自身の今年の漢字一文字は「忍」につきます!
3月に新しいパートさんが3人も入ってくれたのに、結局5年働いてくれた方を含めて2名の方が辞めていきました。売り上げも若干は上向いているものの、利益が思うように上がりませんでした。
「忍」とは耐え忍ぶだけではないと思います。ボクサーが打たれまくって、ガードをしてなんとかダメージを最小限に抑えている状況にも似ているかもしれませんが、耐えながらも次の一手を模索しています!そして徐々にではありますが、やがて攻撃に転じなければならないと思っています。
ボクシングは1ラウンド3分で、最後まで闘ったとしても12ラウンドまでですが、商売に終わりはありません。何が原因でそうなったか!?どこをどのように攻めていけばいいか!? ボクシングのようにセコンドからアドバイスがあるわけでもありません。一人でじっくりと考え、いい結果が出るように行動に移さなければなりません!手数を出すのか?効率のいいパンチだけを出すのか?一発勝負のカウンターパンチを出すのか?
お客様も、従業員も、仕入先もみな同じ人間です。不器用な私にしか出来ない技でコツコツと攻め続けるしかないと思っています。もちろんドーピングなどの卑怯な真似なんかせずに、正々堂々とね(^_-)-☆
《END》
2016年12月17日
おはようございます。今朝はめっきり冷え込んで、身も心も引き締まるような朝でした。早いもので今年もあと2週間余りとなりました。お歳暮商戦もいよいよ佳境に入ってきた感じです。
今のところ昨年と比べてもそれほど落ち込むこともなく、トントンといった状況ですが、おせち料理に関して言えば、昨年よりも2週間ほど早く予約がいっぱいになりました。有難いことですが、何人ものお客様に対してお断りをしなければならないことは、本当に心苦しいばかりです(+_+)
フェイスブックを始めて2ヶ月になります。たくさんの人からの投稿を見るといろんなことが見えてきます。年齢や職業に関係なく、様々な業界で活躍している姿には刺激を受けることばかりです。私は片田舎の零細企業の経営者ですが、活動するステージは違えども、やはり心を開き、柔軟な思考や感性を忘れることなく頑張らないと、私自身も会社も埋もれてしまうんじゃないかと思うのです(‘Д’)
私は人と比べるのは好きではないのですが、その人の生まれ持った資質や性格もあるだろうけど、それなりの努力もし、頭を打ちながらいろんな困難を乗り越えてきたんだと思っています。
私は私なのですが、この歳になってもやはり自分の未熟さ、至らなさを感じることはあります。そうした時にはやはりいろんな業界で活躍されている人の生き様であったり、考え方には影響されるし、参考にもなります。
私を含めて人の性格はなかなか変わらないと思っています。でも太い幹の部分は変わらなくても、枝葉の部分は自分の意志でなんとでもなるのではないかと思うのです。
私の枝葉の部分でも変われば、周りも少しは変わるのではないか!?そうすると周りの雰囲気も良くなるのではないか!?
会社の器は経営者の器以上に大きくならないと言われていますが、言い方を変えると経営者が変わらなければ会社も変わらないってことですよね!
私は自分大好き人間ですが、少しだけでも自分自身を変えてみて、もっと自分の事が大好きになろうじゃないかと思うのです!(^^)!
《END》
2016年12月12日
こんにちは。今朝の冷え込みはすごかったですね!まあ師走の朝ですから、あたり前と言えばあたり前ですが、ひと昔前に比べても暖冬になっているって感じがします。
昨日の日曜日も先週に引き続き超多忙な一日でした。従業員の方には早朝の4時に来ていただき、人海戦術でなんとか乗り切ることが出来ました。ありがたいことです。みなさんいろんな事情を抱えていながら働いています。暇を持て余したり、平々凡々と生活している人なんていないと思います。そんな中、時間に間に合わそうと一生懸命働いてくださっている姿には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
一生懸命働くことはあたり前なのかもしれませんが、私は常々あたり前の事にも感謝しようと思っています。
昨晩NHKで「自閉症の君が教えてくれたこと。」というドキュメント番組を見ました。主人公の青年は重度の自閉症で、人との会話が出来ません。だから手作りの文字盤を使って文字を差しながら、一文字ずつ発声して会話をしていきます。
私を含めて精神的になんの障害もない人はこうした自閉症の人を見ると、人とのコミュニケーションが苦手なのかな?友達は欲しくないのかな?とか変に憐れんで見てしまいます。またそのことが正常な姿ではないように見てしまいます。でも実際当の本人はそう感じているのかと思えば、そうではないようです。精神的になんの障害も持たない人は、そういう人の物差しで見ているだけ、推測しているだけということがこの番組を見ていてわかりました。
コミュニケーション能力が劣っていることや、友達がいないことをマイナスに捉えているわけではないようです。人は誰でも何かしらの困難を背負って生きています。でも楽しいことや幸せを求めて生きていることはみんな同じなんだとこの主人公は言ってます!
周りが思っていること、考えていることはその人の物差しでしかありません。それがあたかも正しいと思い込むことは、実に愚かでもあり、上から目線で見ていたのかもしれませんね。私自身もいろいろと考えさせられる番組でした(*^^)v
《END》
2016年12月04日
こんばんは。今日は久しぶりに一日中雨模様で、ずぶ濡れになりながら配達をしていました。今日は仕出し料理の注文が大変多くて、しかも先月末に従業員が辞めてからの大当たり日ということもあって、従業員の方には早朝よりてんてこ舞いに忙しく働いていただきました。急きょ知り合いに頼んで急場をしのぎはしましたが、年明けとともに新しいパートさんを補充しなければなりません!
新しい人を雇うのはなかなか大変です。こちら側の求める内容と働く側の求める内容が合致すれば問題ないのですが、なかなかこれが一筋縄ではいかないのが現実であります。
今まで何度か求人広告を出して、何件も問い合わせがあり、面接にまでこぎつけたケースもあれば、かすりもしなかったこともあります。タイミングもあるのかもしれませんね。
私は基本的に明るくて、真面目で、働く意欲がある人ならOKです。それで弊社が提示する条件で理解をしてくれるのなら、採用させていただきます。それがご縁だと思っています。
ただそのご縁を大切にしなければと思いつつ、この5年間に4人の方が辞めていったことは私自身非常に重く受け止めています。
その方たちはみないろんな所でかつて働いてきて、縁があって弊社で働くことになったわけですが、いろいろと思うところがあったようです。
いざ採用はしたものの、新しい職場の環境に慣れるまでには時間もかかるでしょうし、仕事を覚えるまでにはかなりの時間を要することになるでしょう。
新しく働くことになった方がどんな思いで働いているのか!?私はもっと早い段階で気付いてあげ、理解してあげなければなりませんでした。
今まで何年も働いてくださっている従業員も、いろんなことを乗り越えてこられたのだと思います。ただ、新しく働いてくださる方も、何年も働いている方もみな同じ人間です。物や動物ではありません!一人の人間としてお互いに尊重しなければいけないと思うのです。年齢や性格、生活環境が違っていても、一人の人間として尊重出来れば、縁があって一緒に働くことになった仲間同士ですから、言葉遣いから、礼儀・マナー、振る舞いにおいても自然ににじみ出るものだと私は信じています。
私は、先月末に辞めていった人からいろんなことを学ばせていただきました。立場的に私は現場にいる時間は短いです。職場で何が問題になっているのかなど知る由もありませんでした。弊社のような零細企業だからこそ、もっときめの細かい、あたたかな気配り、目配りが必要なのだと思います。”企業は人なり”ですからね!(^^)!
《END》